めぐり逢い・名古屋

第一日目(3) つわものたちの宴<前編>


ここで唯一未成年のm&mさんが、東急ハンズでわくわくショッピング中だったお母様と合流し離脱。
懇親ティータイムの後、飢えた岡辺さんいちばん遠くから来た人に急かされながら夕食会場の居酒屋へ。
すぐ呪う、すごく呪う」のネタも公開され、アルコール分以上に否応なく盛り上がる。

名古屋名物だからと味噌もの料理を頼んだが、これはいけなかった。味噌、味噌、味噌のオンパレード…味噌串かつのべっとり具合には、誰もが「水ー」「味噌以外の何かッ」とシャウトした。
「こんなもの平気で食べてる名古屋人は普通じゃない…」とのツッコミに、名古屋在住NEZ総帥がボソリと漏らした一言が、今も忘れられない。

  「いやそれ、その味噌、名古屋人でもキツいでしょ。」

じゃあ、この店は一体。


そして密かに、暴走の時が迫り始める…。

 この二人である。

古代エジプトでは、各地方・各階級ごとに様々な神様が存在し、それぞれの神に仕える神官たちは各自、「ウチの神様がいっちばーん!」という強い信念を持っていたという…。

自らの信奉する神について熱く語りだした彼らを、もはや止めることは出来ない。


※画像は電波ストローク処理です NEZ総帥 
 「アフリカのとある部族には、オニャンコポンという高位の神様がいるんだ。
 たまたま神話辞典を眺めてたら目に留まったんだけどね。
 出会った瞬間、電撃が走ったようになって、その名前に釘付けになっていた。
 そう、なんていうのかな…

これが、運命なのかもしれない。

運命よりも何よりも、そのネーミングのインパクトに人々の耳は釘付けだ。

参加者A「総帥。それどんな神様なんですか?」

総帥「オニャンコポン様は、至高の創造神である。そしてその姿は明らかではないが、ただ一つ…ボレ・ボレであることだけは、はっきりしているのだ」

参加者B「ぼ…ボレボレ??」

総帥「違う! 発音は、こう!! ゥ゛ボレ・ボォレ!!

参加者一同はわけがわからず、あっけに取られている。
すると総帥は、突如テーブルの上にあった手羽先を取り上げ、皆の前で二つに折りながら、こう述べた。

総帥「いまだ福音を知らぬ愚かなキミたちにも、オニャンコポン様の素晴らしさが分かるよう説明してあげよう。――見よ! 鳥の手羽先の、正しく美しい食べ方は、こうだ!!

一同「なんですとーーー?!」
本気で驚いているK氏
総帥は、いとも簡単に手羽先を肉と骨に分離してみせた!

半信半疑ながら自分でもやってみた人々の口から、次々に驚きの声が漏れる…

すごい! 今まで手をベタベタにしながら食べていたのが、嘘のようだーーっ。

人類は
オニャンコポン神から新たな知恵
「手羽先の食べ方」を授かった!

ピロリン♪

手羽先に必死なS氏(笑)
 もう夢中。

 総帥「どうだ。オニャンコポン様の素晴らしさが、分かったかな。」

 一同「素晴らしい! オニャンコポン様、ヴォレ・ボレ!」

 かくて、オニャンコポン神の信奉者となった人々は、その信仰の証しとして、オフ終了後に各自、神に捧げるお姿の絵を描くこととなったのである――。

>>宴の後半へ続く


*ワンポイント*

オニャンコポン Onyankopon

西アフリカ・アシャンティ人の神。字義どおりには「偉大なもの」。ボレ・ボレ(万物の創造者)と呼ばれ、すべてを作った者である。ちなみに別名には、「オトゥムフー(強力なもの)」、「オトマンコマ(永遠の者)」、「アナンセ・コクロコ(偉大な賢い蜘蛛)」、「オニャンコポン・クワメ(土曜に現れる偉大な者)」などがある。
オニャンコポンの下には、「アボソム」「アスマン」「ンサマンフォ」などの神々がいる。

偉大なるオニャンコポンは、かつて人間の側にいたが、人間の老婆にヤムイモ用のすりこぎをぶつけられてキレて天界に上ってしまった。慌てた人々は、届かせようとモルタルを積み上げたのだが、あと一つで届くというところでモルタル山が崩れ、多数の死傷者を出してしまった。
それ以後、偉大な者は人間から離れているのだという。

オニャンコポン神には、決してすりこぎを投げてはいけない。

〜アーサー・コッテル「世界神話辞典」より〜


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