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ルガル・ドゥクガ

別名・別綴り/
性別/男性
守護都市/


【主な役割】
冥界神

【神話・資料別エピソード】
名前は「聖なる丘の主」を意味する。バビロニア暦第10の月、テベトゥ月に、ドゥムジとともに死の泣哭の儀式が行われた「死せる神」。ドゥムジ、ルガル・ドゥクガ、エンメシャラの三柱に対する同様の儀式が知られる。エンメシャラ同様、完全に「死ぬ」(=冥界から戻って来ない)ことで知られる神の名である。メソポタミアの神話では神は永遠の命を持つものとして表現されているが、それにも関わらず死ぬ神がよく出てくるというのは面白い。(文書:「アストラロブ(B)」)

この名は名前というよりは肩書きで、「エヌマ・エリシュ」ではエアの別名として扱われている。また、時代によってはエアの息子マルドゥクの別名としても知られる。

第7の月タシュリートゥ29日目には、死者への供物がルガル・ドゥクガのために取り分けられるように、とされている。


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【参考】

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