北欧神話−Nordiske Myter

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黒髪ロキ推奨中。

−ヨーロッパの絵画では、実は黒髪ロキのが主流なんですねェ…。

妄想を形にしてみた。と、いうか、望みがあるならおのが手で実現せよ、と。


 つねづね疑問に思っていたことがある…。
 北欧神話の資料には、どこにも「ロキは金髪」だなんて書いていないのに、なんで北欧神話サイトでイラストのっけてるとこはみんな、「ロキ=金髪碧眼」なのだろう。どっから出てきたんだ、金髪説。
 オレのイメージではロキは黒髪なんだ!
 断然、黒毛。黒毛和牛じゃないですよ。

 それと、彼は邪神じゃないと思う。誰だ邪まなんて言ったの。ちょっとヒネクレ者なだけさ!
 いいよ。このくらい可愛いよ。少なくとも自分には正直だよ。
 もっと邪まなのはオーディンさん、アナタです(笑)

 そう…自分的に
 子供好き強くてかっこいいお父さん希望。

 この絵は、とりあえず描いてみた「中途半端な兄ちゃんロキ」だけど、うちのサイトのロキは、このイメージでいかせていただきます。(^^*)

 すべての知識は、自らの妄想を裏付けるためにこそあるのだから。


「ロキという名の正体」


【神様データ】

Loki(古ノルド語) Loki(英語)

主属性; 中立者。誰の味方でもないが、誰の敵にもまわる厄介な奴。特に彼が司っていた属性は無い、らしい。民話では、オーディンやヘーニルより知恵にすぐれた神として語られることもある。(純粋に知恵というよりは、悪知恵やトンチの類と思われる)

その他の役割; 
彼は巨人族の出身。オーディンと義兄弟、または養子縁組の儀式を行ってアース神族に参入した。生まれはアース神でもヴァン神でもないので、お間違えなきよう。(ゲームやマンガの設定とは違う)

しかし巨人だからと言って、ウトガルド=ロキとも同一人物ではない。トールと一緒に、ウトガルド=ロキの館を訪問しているのだから、さすがに同一人物が同じ館で勝負するのは無いだろう…。

「馬の中で最高のもの」、スレイプニルは、性転換して産んだ、彼の息子。(父親はスヴァルディルファリ。)
この灰色の8本足の馬から、あらゆる名馬が由来する。このことから、ロキは「名馬の祖」とされる。

オーディン(時にはトール)の使いっぱしりをすることが多い。その際、「鷹の羽衣」を着て飛び回ることもある。持ち主はフレイヤとフリッグなのだが、神話の中で、これを装備することがあるのはロキのみである。

この世の終わりまで岩に縛り付けられ、身じろぎするたびに地震が起こる。ある程度、世界に干渉する力を持っていたと思われる。

レーヴァテインの創造者。この剣はニヴルヘイムでつくられ、ムスッペルへと送られた。しかしムスッペルの炎の巨人、スルトが手にしたかどうかは定かではない。
あらゆる化け物の創造者。菩提樹を燃料にして焼けた、半生の女の心臓を食べたが、その心臓のせいで孕み、化け物たちを産んだ。その化け物たちは、アングルボザとの間に生まれた三人とは違うようだ。

家族関係;

妻1:アングルボダ
息子:ヨルムンガンド(ミズガルズオルム)、フェンリル狼(フェンリスヴォルフ) 娘:ヘル

妻2:シギュン
息子:ナリまたはナルヴィ、ヴァーリ(一人の別名なのか、二人の息子がいたのかは諸説アリ)

旦那(!):スヴァルディルファリ(スヴァルジルファリ)=馬。
息子:スレイプニル=灰色の馬。オーディンの騎馬。8本足のアレです

子供?:チュールの妻との間に不義の子あり

浮気相手:スカジ 下ネタ仲間。

父:ファウルバティ 巨人族らしい
母:ラウフェイ 巨人族だったかどうかは謎
兄弟:ビューレイスト、ヘルブリンディ


住居; なし(住所不定・無職希望。ではないが、女の家を泊まり歩いてそうな気がする)

持ち物; いちおう剣は装備してたようだが、特に名前は出てこない。


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