



ヴァイキング時代から現在へと至るアイスランドの歴史の、アバウトな年表。
年表内に出てくる人物は、アイスランド・サガにも登場する。

| 793 | 大ブリテン島でのリンディスファーン修道院略奪が、記録に残る最初のヴァイキング行。 この辺りからヴァイキング時代はじまる |
| 8世紀>大ブリテン島とノルウェーの中間に位置する「フェロー諸島」への移住が始まる。 | |
| 810 | デンマークの大艦隊、フリースランドへ侵入 |
| 830 | ハールヴダン黒王、アンスガル、ビルカへ最初の布教活動 |
| 845 | ハンブルク大司教座がヴァイキングにより破壊される。 |
| 852 | アンスガル、ビルカへの2度目の布教活動 |
| 860 | ハラルド美髪王生まれる |
| 870 | フェロー諸島への移住船が難破。偶然、アイスランドを発見する。 |
| 872 | ハラルド美髪王、ノルウェーの専制君主になる |
| 874 | インゴールヴがアイスランドへの最初の入居者になる |
| 911 | この頃、エギル・スカラグーリムスソン誕生。ノルマンディーが建国される |
| 930 | アイスランド共和国が建国される。ウルヴリョットによる国法施行。全島民会が創設 |
| 933 | ハラルド美髪王死す |
| 937 | 孔雀のオーラーヴ生まれる |
| 961 | ノルウェーのハーコン王死す |
| 965 | 地区憲章が制定される |
| 969 | オーラーヴ・トリュグヴァソン王が誕生 |
| 970 | キャルタン・オーラーヴスソン生まれる |
| 981 | 司教フレズレクとソルヴァルドがアイスランドを訪れる |
| 983 | 蛇の舌のグンラウグ生まれる |
| 985 | 赤毛のエイリークによるグリーンランド発見 |
| 986 | ハーコン候とその子エイリークがヨームのヴァイキングに対し勝利する |
| 989 | ヒータル谷の勇士ビョルン生まれる。この頃エギル・スカラグーリムスソン死す |
| 997 | オーラーヴ王、アイスランド布教にサングブランドを派遣 |
| 1000 | アイスランド、キリスト教に改宗。オーラーヴ王死去。 レイヴ・エイリークスソンによる北アメリカ発見 |
| 1014 | デンマークのスヴェン王死去 |
| 1015 | オーラーヴ聖王、ノルウェーの支配権を得る |
| 1028 | クヌート王、ノルウェーの王となる |
| 1035 | クヌート王死す。マグヌス善王が王位につく |
| 1044 | マグヌス王、ヨムスボルグを破壊 |
| 1055 | イースレイヴがスカーラホルトの司教となる |
| 1056 | アイスランドの「学問の父」、セーンムンド誕生。 セーンムンドのエッダ、と名づけられた書物もあるが、実際はセーンムンドが書いたものではない。(彼が書いた書物は現存していない) |
| 1066 | ヴィルヘルム(ウィリアム)征服王による英国侵略。ヴァイキング時代終わる |
| 1067 | 学者アリ誕生。 |
| 1082 | ギツルがスカーラホルトの司教となる |
| 1104 | スウェーデンのルンドに大司教区が出来る |
| 1106 | ホーラルに司教区が出来る |
| 1117 | アイスランドに国法(グラウガンス)が出来る |
| 1123 | 全島民会でキリスト教徒のための法律が採用される。これにより、じょじょにアイスランドのキリスト教化が始まる。 |
| 1133 | 学者セーンムンド死去。 |
| 1147 | (第二次十字軍が派遣される) |
| 1148 | 学者アリ死去 |
| 1152 | ノルウェーのニザルロス(トロントヘイム)に大司教区が出来る |
| 1179 | スノリ・ストルルソン誕生。 のちに「散文エッダ」「ヘイムスクリングラ」を著す、もっとも有名なアイスランドの学者である。 |
| 1217 | ハーコン・ハーコンスソンがノルウェーの王位につく |
| 1241 | スノリ・ストルルソン死去 |
| 1262 −63 |
アイスランドがノルウェー王に服従する。 |
| 1270 | ラヴン・オッドソンがアイスランドの知事に任命される |
| 1281 | ノルウェーの法律ヨーンスボークが導入され、アイスランドの自由の時代が終わる |
| 1300 | ヘクラ火山、大爆発 |
| 1397 | アイスランドがデンマーク領土となる。 |
| 1402 −4 |
ペストの蔓延により、アイスランド全島民の3分の2が死亡。 |
| 1843 | 民会再開 |
| 1918 | デンマークとの君合国として、独立王国になる |
| 1944 | デンマークより完全に独立、アイスランド共和国となる。 |



