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レイザングル

leiðangr


ヴァイキング時代から中世へと至る10世紀後半、スウェーデンで成立した駐兵制度。
国王の収集があると、区分された各地の住民は一定数の艦船と船員を提出しなければならなかった。
(ちなみに「レイザングル」はアイスランド語)

仕組みはこうだ。
まず、最小の単位として数牧場から成る「ハムナ(hamna)」=オールを漕ぐ部隊 があり、1ハムナごとに1人の武装した漕ぎ手を送り出す。次に12ハムナで1つの「フェップスラーグ(skeppslag)」が構成され、1フェップスラーグごとに1隻の軍艦を建造する。そしてフェップスラーグは操舵手によって管理される。船は小型で、12人乗りだったとされる。

参考:「ヴァリャーギ ビザンツの北欧人親衛隊」国際語学社
「悲劇のヴァイキング遠征 東方探検家イングヴァールの足跡」新宿書房


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