ヴァイキングの「一年」は、六ヶ月ごとに夏季と冬季に大きく分かれる。
ヴァイキングは基本敵に全員が「農民」である。自分で土地を持つか、賃貸するかは別としても農業の合間に略奪・商売のために海外に出稼ぎ(ヴァイキング行)に出かけていた。ヴァイキングの一年は以下のような流れになっている。
現代歴 | ヴァイキングの暦での 名称 |
生活の中で行われる主な出来事 | |
夏 | 4月中旬〜 | 郭公の時/種まき時 Harpa |
冬の間に傷んだ家や柵などの修理、家畜の放牧開始 農耕・漁の開始 |
5月中旬〜 | 卵の時 Skerpla |
海鳥の卵の採取、子羊の乳離れ | |
6月中旬〜 | 太陽の時 Solmanudur |
集会の開始、ヴァイキング行の出発 | |
7月中旬〜 | 干し草づくりの月 Heyannir |
冬に備えて干し草を蓄える | |
8月中旬〜 | 収穫の月 Tvimanudur |
干し草づくり+収穫 | |
9月中旬〜 | 秋月 Haustmanudur |
放牧していた家畜の回収 冬にそなえ干し肉・干し魚を蓄える 狩りのシーズン |
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冬 | 10月中旬〜 | 宴の月 Gormanudur |
農業が終わり、客人をもてなす時期 冬に備えて建物の補強など |
11月中旬〜 | フレルの月 ユーリル Ylir |
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12月中旬〜 | フルートの月 ヨール(ユール)月 Morsugur |
冬至(ユール)の祭りが行われる月 | |
1月中旬〜 | 黒霜の月 Torri |
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2月中旬〜 | Torriの娘の月 Goa |
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3月中旬〜 | エインの月 Einmanudur |
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冬の間はほとんど何も出来ないため、サガの出来事はほとんどが夏の六ヶ月の間に起こる。
また、ヴァイキングの一日の数え方は夜(月)が基準のため「冬の三夜前」などの表現が使われる。月で夜を数えているため、月がはっきり見えない白夜地域では一日のカウントは正確ではないこともある。
なお、ヴァイキングの一年の始まりはこの表でいう夏の一ヶ月目のスタート時期にあたり、4月半ばである。