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投稿時間:2002/11/30(Sat) 20:32
投稿者名:岡沢 秋
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タイトル:
ヘイムダルの剣
チュールの剣とは関係なく、ヘイムダルので^-^
no.284の記事できよさんが出しておられた

>ヘイムダルの剣名は「頭」という意味の(ホフド)Hofudというとしている資料があります。しかしこれは誤りで、じつは「ヘイムダルの頭」が「剣」を意味することの言及であるのです。なんで剣のことを「ヘイムダールの頭」と言う様になったかの逸話は、散逸して現存していない「へイムダールのガルド(護身呪文)」という作品にあったとか。

なんですが、スノリエッダの日本語訳を読んでみると、「ギュルヴィたぶらかし」の27節に、

 ヘイムダルの剣は<頭>と呼ばれる

って書いてあるんですよ。普及版なので、皆ここから引っ張ってきているんじゃないと。

 そういや何処かで、ヘイムダルの剣が「頭」だというのは、頭が切れる=頭がいい、という意味ではないのか、なんて説もありましたが。

投稿時間:2002/11/30(Sat) 21:35
投稿者名:きよ
Eメール:kyamazak@ix.netcom.com
URL :http://home.ix.netcom.com/~kyamazak/index.html
タイトル:
Re: ヘイムダルの剣

> なんですが、スノリエッダの日本語訳を読んでみると、「ギュルヴィたぶらかし」の27節に、
>
>  ヘイムダルの剣は<頭>と呼ばれる
>
> って書いてあるんですよ。普及版なので、皆ここから引っ張ってきているんじゃないと。

英訳も、たとえば Bellows 訳でみると、「ギュルヴィたぶらかし」27 では、
 >"Heimdallr's sword is called Head".
 >「ヘイムダールの剣は<頭>と呼ばれる」

になっています。ところが「詩の語法」8節をみると、
>"A sword is called Heimdallr's Head: for it is said that he was pierced by a man's head."
 > 剣のことを「ヘイムダールの頭」と言う―伝えられるところに拠れば、かの神は、ひとりの男の頭に貫かれたためしがあるそうだ。

 とあります。つまり、これはケニングなのであり、失われた故事にもとづいている、と解釈するのが妥当ではないかと。

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