過去ログ入り口へ

一括表示

投稿時間:2003/01/27(Mon) 22:07
投稿者名:Zeb
Eメール:
URL :
タイトル:
Amadis de Gaula
http://www5d.biglobe.ne.jp/~ros/memo/m_amadis.htm
はじめてコルテスがテノチティトラン(現在のメキシコ
シティー、かつては湖の中の都市だった)に入った時、
あまりの壮麗さに目を奪われて、「まるでアマディスの
物語のようだ。」と言ったとか。
(ドン・キホーテはアマディスを好むあまり頭がおかしく
なったとか。)

シャルルマーニュ伝説とアマディスの関係はどのような
ものなんでしょうか?(物語の舞台はいつごろという
ことに?まあ、叙事詩で歴史を考えてもあまり意味は
ないでしょうけど。)
(英語のテキストはあるのかな?)リン・カーターの
指輪物語読本によると、凄まじいばかりの量の続編が
あるようですけれど、ネットではディートリッヒ以上
に見つけにくい…?


http://85.1911encyclopedia.org/A/AM/AMADIS_DE_GAULA.htm

AMADfS DE GAULA. This famous romance of chivalry
survives only in a Castilian text, but it is
claimed by Portugal as well as by Spain. The
date of its composition, the name of its author
, and the language in which it was originally
written are not yet settled. It is not even
certain when the romance was first printed,
for though the oldest known edition (a unique
copy of which is in the British Museum)
appeared at Saragossa in 1508, it is highly
probable that Amadis was in print before
this date: an edition is reported to have
been issued at Seville in 1496. As it exists
in Spanish, Amadis de Gaula consists of
four books, the last of which is generally
believed to be by the regidor of Medina
del Campo, Garci Rodriguez de Montalvo
(whose name is given as Garci Ordonez de
Montalvo in all editions of Amadis later
than that of 1508, and as Garci Gutierrez
de Montalvo in some editions of the Sergas
de Esplandidn). Montalvo alleges that
the first three books were arranged and
corrected by him from " the ancient
originals," and a reference in the
prologue to the siege, of Granada points
to the conclusion that the Spanish recast
was made shortly after 1492;

http://www.forum-hes.nl/forum/main_stocklist.phtml/subject/22
2/1/Literature_general.html

投稿時間:2003/01/28(Tue) 13:10
投稿者名:きよ
Eメール:kyamazak@ix.netcom.com
URL :http://home.ix.netcom.com/~kyamazak/index.html
タイトル:
Re: Amadis de Gaula
 現在、北欧ネタで手がふさがっているので、ほんの手がかりくらいしかご提供できませんが:

 綴りならば、"Amadis de Gaule" のほうが見覚えあります。
 アクセントがある場合は、頭文字のAではなくて、"i"に長音アクセントがつきます。すなわち HTML表記だと"Amadís"

 日本語だと『ゴールのアマディス』、『ガリアのアマディス』でもお試しになると、ヒットするサイトが若干あります。
 WHITE MOUNTAIN さんのブルフィンチの『シャルルマーニュ伝説』のサイトに挙げられていますが、馬の前の持ち主として触れられているようです。

> (英語のテキストはあるのかな?)
 ロバート・サウジー Robert Southey による英訳(抄訳・1803年)があるらしいです。
 また、http://molcat.bl.uk/msscat/DESC0000.ASP で "Amadis"を検索すると、Lansdowne 766写本に、1571年の英訳が存在したことがわかります。
 Amazon だとHerbert C. Behm 編
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0813113040/ref=cm_bg_d_16/104-4200261-7179114 (絶版)
 しかしオンラインテキストはなさそうです。

> リン・カーターの指輪物語読本によると、凄まじいばかりの量
> の続編があるようですけれど、ネットではディートリッヒ以上
> に見つけにくい…?
 続編や焼直し/二番煎じ作品は50を数えるそうですが、どれも注目に値しないようです。

投稿時間:2003/01/31(Fri) 01:03
投稿者名:岡沢 秋
Eメール:
URL :
タイトル:
読めないです。(笑)
 語学力貧弱なんで、英語ずらずら書かれても読めないです。

 そんで、英語にしろ日本語にしろ、あんまり長々と引用せずに、かいつまんでまとめていただけると在り難いんですが。
 読むの面倒くさい…。
 (と、私は思ったし、たぶんフラリとここの掲示板に立ち寄った人もそう思うはず。)

 元の話知らなくても、会話自体が面白いって読みに来てる方もいらっしゃるんで、わかんない人でも読んで何の話してるか分るくらいの説明はチョイチョイとつけてくださると在り難いかと。

 何より、このサイトの目的の一つが「マイナーなマイラブ昔物語を世に広めハマらせ仲間を集める。」なので、入り口の無い話は、ちーとキツいかな。
 私自身、この書き込みの内容がわかんないってのもあります(笑)

 スンマセン。

> > リン・カーターの指輪物語読本によると、凄まじいばかりの量
> > の続編があるようですけれど、ネットではディートリッヒ以上
> > に見つけにくい…?

>  続編や焼直し/二番煎じ作品は50を数えるそうですが、どれも注目に値しないようです。

 話自体が面白ければそれでいいんじゃないかなー。

投稿時間:2003/01/31(Fri) 14:02
投稿者名:きよ
Eメール:kyamazak@ix.netcom.com
URL :http://home.ix.netcom.com/~kyamazak/index.html
タイトル:
アマディス・デ・ガウラ
 おそらく、テキスト由緒などのネタの比重が多くて、ストーリーがなんも出てないのでご不興を買ったようすですが、「ブリタニカ百科」などでは、そういうとこに多く紙面を費やしてるんです。

 手元には、おおざっぱなストーリー説明ありますが、しょうもないんであまり書きたくもないんですが、おおまか訳しますと:

>アマディース Amadís は、もっともハンサムで、剛直で、勇
>敢な騎士、で愛人としてももっとも貞操のかたい人物で、オリアナ>Oriana(ブリテン王リスアルテ Lisuarte)にその心を捧げている。
>やがて結ばれることとなるその彼女は、アマディースにとって常にイ>ンスピレーションの元でありつづけた。作品は、驚異の武勲の話が、>しばしば、センチ>メンタルな感情の描写(しばしばお涙頂戴もの)
>と交互に語られる。

 アマディースの物語の成立は、おそらくかなり後期の中世(印刷機が出たときと前後する?)なので、初期のシャルルマーニュ武勲詩は影響されようがないと思います。ですが、前回ふれた「馬の元の持ち主はアマディス」について、展開します。
 その馬とは、バイヤルドという有名な馬です。伝承によって色々ありますが、人語を解す(しゃべるわけではない)とか、四兄弟の身長にあわせて馬の全高があがりさがりするとか。
また、魔法使いのマラジジ(=モージ・デーグルモン[仏])が捕らえていとこに当たる騎士リナルド(=ルノー・ド・モントーバン[仏])に与えたとも、リナルドとイソリエロというサラセン人が協力して捕らえるともいわれます。

 後者の物語は、「狂気のオルランド」や、ブルフィンチのシャルルマーニュ伝説にあります。
 魔術師モージについては、フランスの武勲詩にも登場し、フランベルジュ(フロベルジュ)の獲得にも関わるのですが、調べがついていません。

 ゲームの「ドラゴンクエストVI」で、「ハッサン」なる回教徒っぽいキャラと主人公が手を組んで"ファルシオン”という馬を手に入れる話は、上のリナルドとイソリエロの話が元材料なのでは?

 蛇足ですが、ヘンデルのオペラに「Amadigi di Gaula」があるそうです。キャストはたった4人。

投稿時間:2003/01/31(Fri) 18:01
投稿者名:Zeb
Eメール:
URL :
タイトル:
史実と伝説
きよ様:
これは丁寧な解説ありがとうございます。
あまり歓迎されていないと思ったので、
(正直、管理人殿もこれ以上テーマを広げたくないのかもしれないし)
この話題はこれっきりにしようかと思っていたんです。

<<馬は元はスペインの英雄・アマディスのものだったが、現在は悪い魔法使いの呪いにかけられて、暴れ馬になっているのだ。>>
http://www5b.biglobe.ne.jp/~moonover/2goukan/charl/story2.htm


ヘンデルの「アマディス」については少々調べてみました。
Amadigi di Gaula
http://www-math.ias.tokushima-u.ac.jp/~ohbuchi/taste/handel/text/Amadigi.txt
下はちょっとだけ日本語。
http://www.h5.dion.ne.jp/~goten/handellondon.htm

アーサー王伝説(イギリス)もディートリッヒ伝説(ドイツ)にしても、
シャルルマーニュ伝説(フランス?)も元々の史実というものが
ありますし、(もちろん史実と伝説は相当隔たりがあるでしょうし、
時系列など考えても無駄なような気がしますが。)
アマディスの場合はどうなんでしょうか?

「ゴールの」という限りは、西ゴート王国になにか関係があるのかな?
それとも舞台は昔話のフランスで、物語の出所はスペインだとか。

スペインの他の伝説というと、エル・シドのことを思い出します。
この人は完全に実在の人物だし。
エル・シド
http://www.europe-z.com/tabi/sp199903/c01.html
http://www.europe-z2.com/chusei/ad1094sp.html

投稿時間:2003/01/31(Fri) 18:26
投稿者名:岡沢 秋
Eメール:
URL :
タイトル:
見てるだけですからー
> あまり歓迎されていないと思ったので、
> (正直、管理人殿もこれ以上テーマを広げたくないのかもしれないし)
> この話題はこれっきりにしようかと思っていたんです。

 いや。自由にやってくれて構わないですよ。
 ただ、「見てもわかんねー!」ってな話は、反応しようがないだけで。
 あと微妙に著作権の問題があるので、どこか別のサイトから引用する場合は、あんまり派手にやんないで欲しいなって思います^^;
 私だったら、自分のサイトの文章勝手にコピペされたり、知り合いみたいに呼ばれてリンク貼りまくられすんのはイヤなので。

 シャルルマーニュ伝説は、あんまり情報持ってないので、「ふーん、そうなの」くらいのもんです。そのうち「その他神話」に移動しそうな予感(笑)

> アーサー王伝説(イギリス)もディートリッヒ伝説(ドイツ)にしても、
> シャルルマーニュ伝説(フランス?)も元々の史実というものが
> ありますし、(もちろん史実と伝説は相当隔たりがあるでしょうし、
> 時系列など考えても無駄なような気がしますが。)
> アマディスの場合はどうなんでしょうか?

 シャルルマーニュはフランスであってますよ…。
 あと、アーサー王伝説は、元になる史実は確定してないはずですよ。実在したんだ、と、言い張ってる人がいるだけで。

#余談/マッカーサーは「アーサーの息子」ていう名前(笑)

投稿時間:2003/02/11(Tue) 01:21
投稿者名:伊藤 誠
Eメール:m-ito@setsw.co.jp
URL :
タイトル:
Amadisが正しいスペルだったんですね。
リン・カーターの「指輪物語」解説本(文庫本でない晶文社の方)読んで興味は持ってたんですが、基本的にスペイン文学の世界なので英語訳もなかなか見つからず助かりました!
読めないのは一緒・・・なんですが、「オルランド狂乱」を取りあえず英訳で通して読んだのでアマディスも入手したいです。
それにしても・・・。
サーチエンジンで検索したらモーツァルトの「アマデウス」ばかり引っかかりえらく往生しました。
スペルミスには気をつけたいです。

投稿時間:2003/02/11(Tue) 10:38
投稿者名:岡沢 秋
Eメール:
URL :
タイトル:
指輪物語に関係が?
> リン・カーターの「指輪物語」解説本(文庫本でない晶文社の方)読んで興味は持ってたんですが、基本的にスペイン文学の世界なので英語訳もなかなか見つからず助かりました!

え゛っ…関係あるんですか、何か。
まさか、シャルルマーニュ伝説もトールキンの勢力圏内ですか?

ヤバいなあ。指輪ファンにツッコミ入れられると困るので、解説本読んでおこうかな…。

> サーチエンジンで検索したらモーツァルトの「アマデウス」ばかり引っかかりえらく往生しました。

なるほど。スペルがビミョウに違うんですね。
モーツァルトっていうところが…^^;

投稿時間:2003/02/13(Thu) 00:11
投稿者名:伊藤 誠
Eメール:m-ito@setsw.co.jp
URL :
タイトル:
Re: 指輪物語に関係が?
> え゛っ…関係あるんですか、何か。
> まさか、シャルルマーニュ伝説もトールキンの勢力圏内ですか?>岡沢秋さん

私が「指輪物語」に最初にはまっていた頃現在文庫本で出てるリン・カーターの解説本がハードカバーで出ていたのですが、そこに「ファンタジーの流れ」という解説で西洋文学史の中で近世のファンタジーの傑作として「オルランド狂乱」なんかと一緒に「アマディス・デ・ガウラ」が出ていたので興味を持った訳なのです。
一応「ドン・キ・ホーテ」にも題名は出ていて「『アマディス・デ・ガウラ』は最高の騎士道本だから焼くのは止めよう。」と村の司祭さんが言ってたのでスペイン文学的にも訳があってもいいはずなんですけど、ちぃとも見かけないのはスペイン文学者の方はシェスタを決め込んでいるに違いありやせん!
カール大帝関係では「ロランの歌」でロランの親友のオリヴィエが角笛鳴らすシーンがもろにボロミアっぽいと思いニッコリしてます。

投稿時間:2003/02/13(Thu) 10:34
投稿者名:岡沢 秋
Eメール:
URL :
タイトル:
なるへそ・・・・
>「オルランド狂乱」なんかと一緒に「アマディス・デ・ガウラ」が出ていた

 マジですか。そんな有名なんだ海外では。
 日本でウケないのは…いや、本国でウケてるのも謎だけど…
 さきに中世ドイツ叙事詩や北欧文学が人気になったから? そっちから先に読むと、なんかパクりっぽく見えるんですよねえ…。

 アマディス単独の物語か。それはそれで面白そう。

> カール大帝関係では「ロランの歌」でロランの親友のオリヴィエが角笛鳴らすシーンがもろにボロミアっぽいと思いニッコリしてます。

 前後の関係読むと、「ぜんぶロランが悪いんじゃん!!!」ですよねえ…オリヴィエかわいそー…指輪のほうは、ボロミアが一人でやらかして、一人で決着つけた感じがするんですけども。

 負けそうになってから角笛吹くところが(そして負けてから味方が到着するところが)両者の共通点か。 

過去ログ入り口へ