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投稿時間:2003/03/11(Tue) 01:34
投稿者名:jinn
URL :http://www.asahi-net.or.jp/%7Eaw2t-itu/onmyth/grimmrydberg.htm
タイトル:
不人気の学者<「アーケン石」についてのスレッド
新たなスレッドを建ててみる(緊張します)。ああ、でも長くなりそう(涙)。管理者様、ごめんなさい。

グリムの『チュートン神話』もリュドベリの『ゲルマン神話』も、英語訳は出ているものの、両者とも古い翻訳で、きよさんがお書きになっているようにグリムの英訳は「1882-1888 年。(全四巻)」。リュドベリの英訳は1907年出版。もちろん今は絶版で、手にすることができる人はほんのわずか。

(以下中略>URLを御参照あれ。)

ヴィークトル・リュドベリの原書(_Undersoekningar i germanisk mythology_)は1886-89年にイェーテボリで印刷されました(二巻本)。当然スウェーデン語で書かれたわけです。(以下略・・・だって、ものすごく長くなってしまったのです(;;))

いずれにしても、日本国内で、ほとんどの人が読めない本を参考書として挙げられても、もしかしたら困る人がほとんでないかしら。

(と思ったので、書いたことはほとんど消しました。御興味のある方だけ、URLリンクへどうぞ(^o^)/)

でも、「アーケン石」について、きよさんが仰ることも考察の良い材料になると思います。是非もう一度考えてみたいですね。御提案を拝聴致しました。有り難う御座いました。

投稿時間:2003/03/11(Tue) 19:10
投稿者名:岡沢 秋
Eメール:
URL :
タイトル:
白い石について
> 新たなスレッドを建ててみる(緊張します)。ああ、でも長くなりそう(涙)。管理者様、ごめんなさい。

 あぁ、いいですよ。○チャン○ルではないので、スレ立てにそんに緊張しなくても(笑
 駄スレ率のいちばん高いのは私です。(キッパリ

 んで、前回気になってたのが、きよさんの挙げられた、コレ

>北欧の例に移りますと、まず、岡沢さんも挙げてましたグズルーンとショーズレク(シズレク)の不倫が問われる『グズルーンの歌III』では、第9節で「イアルクナステイン」と呼ばれる石は、第3節では「白い聖なる石」と形容されています。
>そして『ヴェルンドの歌』では、王子らの眼球からこさえたことになっていますから、つまりはやはり「白い」のではないか。

グズルーンの歌に登場する石は、貴石や宝石ではなく、まさに石、という解釈ではないかと思うのてす。なんでかというと、クガタチの石だから。
 鍋に放り込んでグツグツ煮て、「さぁ手を突っ込んで取れ! 火傷しなかったらオマエは無実(シロ)だ。」と、いう石です。

 ・・・シロだ、っていうのはギャグだからいいとして。

 神聖な白い石ではあるんですが、注釈を見ると、「古代のゲルマンでは、神聖な白い石に足を乗せて誓う習慣があった」となっており、ここでの白い石は、宝石ではなく、言ってみれば、アイスランド・サガの「立法の石」みたいな神聖さじゃないのかなあ。

 確かにアーケン石、「the arkenstone(古ノルド語ではjarknasteina)」になってるみたいなんですが・・・。

 宝石、煮込むかなぁ・・・。
 少なくとも、ベーオウルフに出てくる「エオクラン石(eorclan-stanas)」は煮込みには使われて無いですね。^^; 

 使うとも思えん・・・。
 煮込んだものを家法として渡すなんて何かヘンだ。^^;

 トールキンの「ゆきてかえりし」に出てくるというアーケン石がベーオウルフから来てるというのが間違いで、実は、真実を明らかにする白い石、という意味で、つまりエッダのほうのアーケン石を想定して出されたものだという説はどうでしょう。(ストーリー忘れたので言ってみるだけですが。)


 グリムについては、そもそも理解できなかったのが「面白くなかった」原因だと思われるのでコメントできません−−;
 修行して出直します〜

投稿時間:2003/04/02(Wed) 10:59
投稿者名:きよ
Eメール:kyamazak@ix.netcom.com
URL :http://home.ix.netcom.com/~kyamazak/index.html
タイトル:
Re: 白い石について
 白い石の元で宣誓を誓うことについては知りませんでしたが、調べると、『フンディング殺しのヘルギII』第31/32詩節にそれらしき誓いの石があるようです。「輝けるレイプトの水」と「氷のように冷たいウズの石(濡れた冷たき波の石)」の元で誓うとのこと。

 内容は違いますが、フェローのバラードだと、グズルーンが盛った毒杯をヘグニが看破するのですが、ある毒探知用の宝石が「汗を吹いた」のでバレるのです。もっともこの迷信はヨーロッパ全般のものですからゲルマン伝承でないかも。

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