Menu

出発までの準備〜到着まで。



エジプトは、激しく暑い。4月でも平気で30度オーバー。ただし、そのぶん建物の中と飛行機の中は厳寒です。薄手の長袖をお勧め。間違っても半そで・ノースリーブなんて着ちゃいけない。渇いているので汗はかいたとしても刹那に蒸発。日の当たらない部分だけ汗をかいた感じがする。
気が付いたら顔や手に細かい砂塵が張り付いているので、ウェットティッシュはかなりお役立ちだった。鼻の穴が真っ黒になるので、時々おそうじするためにポケットティッシュも持ってるといい。。

サングラスと、つばの広い(出来れば前後左右ともつばのある帽子)が必須。今回本気で思った、サングラスはマジ必須。ここは天国か。それとも異世界か。カイロ西岸、ピラミッド周辺とサッカラが特に厳しかった。
砂に反射する光の白さと、日陰の一切ない平坦な土地。目に入る光の量は赤道に近いはずのアスワンやアブ・シンベルをはるかに上回る。っていうかアブ・シンベル周辺は木陰も多いし地面が真っ白じゃないから、かなり楽。

暑さなどで食欲がなくなった時にはヴィダー・イン最強。チョコとか飴より、持ち運び簡単で水が無くても流し込める流動食お勧め。

あと梅干と酢昆布、水にとかす緑茶粉末(笑)

エジプトのごはんは、全体的に味が濃い。昔に比べて「マズいよこれ;; 肉半焼けだよ」というようなことはなくなったけど、五日目あたりになってくると、だんだん薄味が恋しくなってくる。


チップ用にドルの細かいお札をたくさん持っていくと便利。エジプトはチップをケチらないほうがいい。あげすぎてもダメみたいだけど、まったくあげないと悲しそうな顔をされる。適切な額を渡すと向こうから何かいろいろサービスしてくれる。1ポンド、1ドルまで節約しようとするなら、エジプトは行かないほうがいいと思った。


カイロ航空は、前回に比べ 格段に機体が良くなっていた。
椅子ガタガタしないよ! …いや、あれはタイまで行った中継機がダメだったのかorz
ホルスマークの毛布、ホルスマークの食器シリーズは健在。機内で離陸前に流れる「安全のお知らせ」みたいなビデオが無駄に3D化されていたうえ、その3Dがやっすいカラオケビデオみたいなクオリティだったので無駄に爆笑。スッチーに不審な目で見られる。すんませんテンション高くて…

直行便オススメ、まじオススメ。
行き14時間、帰り12時間。ノンストップだから行きの機内食は和食で、なんと朝ご飯で海鮮おかゆなんかが出ます。その美味さに、生まれて初めて機内食を完食。予定通りの時間に到着したのも驚きだ。バカな… エジプト航空、2時間遅れは誤差の範囲内じゃなかったのか…?!

↓エジプト風の肉料理。これがうまい。



↓海鮮おかゆ&蕎麦。これも旨い。

奥に見える煮つけのカボチャには、皮の部分にちゃんと飾り切り込みが入っていて、やっつけ仕事じゃないことが分かる。

↓焼肉丼も。


おやつにはもみじ饅頭、おにぎりなども。
どうしたんだエジプト航空! 美味しいじゃないか、これが貴様の本気か。それとも前回が不味すぎただけか、そうなのか?!



日本からの到着ホールは、新築された第二ターミナル。トイレが水洗ですよ奥さん。チップ要求してくるおばちゃんもいません。(国内線乗り継ぎのため使った第一ターミナルは昔のまんま、ホースでブツを流す形式。イタリア人らしきねーちゃんたちがそれを見て大爆笑してた)
新ターミナルはまさに近代化の象徴。水洗トイレは文明の証。

ホールから見える滑走路も、昔より広くてキレイ。
国内線の機体も「これ本当に飛ぶの?」みたいなのではなくなっていた…。
エジプト航空はホルスがシンボルなので、ホルスマークのついた濃い青と白の機体がまっすぐに空に向かって突っ込んでいく姿を間近で見られると、無駄に興奮。いや、当たり前だけど飛行機って速いんですよね。国内線は機体が小さいので、エジプトの青い空の下だと離発着が鳥っぽく見える。


ビザはシール式になり、カッコよくなっていた。

<1998年ビザ>


<2008年ビザ>


入国した時と、出国した時で2回スタンプを押してくれる。

入管は二人体制だった。一人目が受け取ってパスポートをチェックしたあと、二人目が横のドアから返してくれる。特に何も聞かれず。


旧ターミナルでは入管手前に両替があったはずだが、新ターミナルでは何処にあるかわからんまま入管まで行った。深夜到着だと開いていないかもしれない。ビザは米ドル支払いだったので、出国前には日本円からドルにしておいたほうがいいかもしれない。(国内でもエジプトポンドに変えられるところがあったが、レートが悪くて100ポンドくらい損をした…。)


<おまけ>

朝早く出発するため、ホテルが作ってくれた朝食用のボックスの中には、何故かきゅうりが入ってた。生のままで。何故きゅうり?? サラダ…?



               ↓



朝早い時間の空港には、様々なホテルの名前いり朝食箱を手にした観光客がわらわら。前日どこに泊まったのか丸わかりだ(笑)
よそ様のお弁当を見ていると、生ものは、りんご、バナナが多かった。あとはハム、チーズ、各種パンとパンケーキ。ま、お弁当のボリュームはかなりのもので、味も悪くはなかったんですが、…さすがにキュウリはねーよ。

もてあましたので神殿にお供えしてき…(おい!)


▲top