主な称号
主な信仰
音楽をつかさどる女神。祭礼の歌の化身。別名「カイロノミストの女神」。
カイロノミストとは、壁画の中で、演奏者を指揮すると思われる手振りをしている人のこと。ただし本当に指揮していたのか、合いの手を入れていただけか、または手の形や角度で壁画を見る人に演奏されている音楽の種類を説明するために描かれた人間で、実際の演奏の際には存在しなかった可能性もある。
古代エジプトには楽譜というものが存在しない。(だから、楽器は残されていても、当時どんな音楽が演奏されていたのかは分からない) その、聞こえざる絵の中の音を司っていたのが彼女というわけだ。
古代のエジプト人にとって、整然とした旋律はよきものとうつり、宇宙の調和も示すとされた。また楽器の発明者が知恵の神トトとされたことから、この女神はトト神とのかかわりももつ。
神話
・歌を歌う際に息を吐き出すことが必要とされるため、彼女は「喉の女主人」という肩書も持っていたとされる。生命に必要な息の通り道である喉の守護者であることから、神殿や聖域の出入り口を喉に見立て、その部分の守護者とすることがある。
聖域
DATA
・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―
・同一化―
・神聖動物―
・装備品―末期王朝時代以降は楽器を持つことが多く、リュート・ハープなどを装備している
◎どうでもいい話
このサイトで制作・配布しているフリーゲームRPG「
神々の呪文」には、音楽の女神としてのメリトが登場します。
いやホントどうでもいいっていうかただの宣伝なんですけど。(笑) フリゲなんで遊んでいってね!