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ウァジ・ウェル(ウアジュ・ウル)

古代名:ウァジ・ウェル/ギリシア名:-/別称・別綴り:-
性別:男性


――――緑なす大地の化身

主な称号


主な信仰
本当は体は緑。
名前は「大いなる緑」を意味する。豊穣の大地の化身とされる男性で、ナイルの化身であるハピ神によく似た存在。ワジ・ウェルという言葉自体は「海」を指すとされることから、かつては海の擬人化と考えられていたが、決定詞が「水」ではなく「乾いた土地」であることから、現在では、海と陸の境界線、干潟のような部分を指しているとされる。ナイルが氾濫すると陸地と海との境界が曖昧になるが、そうした状態の大地かもしれない。

第五王朝時代のサフラー王の葬祭殿に描かれた神々の行列の中にいるワジ・ウェルは有名。体全体が水を表現した波に覆われている。

また、新王国時代の王家の谷の墓内壁画では、冥界の守護神としても描かれている。

神話

儀式的な神のため、個別の神話があるというわけではない。
神というより大地の精霊みたいなニュアンス。
他の神々については→豊穣の神々を参照

聖域

DATA

・所有色―
・所有元素―水
・参加ユニット―
・同一化―
・神聖動物―
・装備品―



【Index】