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ゲームガイダンス

このゲームは、「二人の主人公による同時進行の世界」です。
プレイヤーはオープニングで二人のうちのどちらかを選択し、定められた「三年間」を過ごします。三年間の行動は、必須イベントを除いて自由。戦いに明け暮れるもよし、好きな町に入り浸るもよし…

エンディングは、それぞれの主人公にあわせた2種類。ただし一人目クリア後にもう一人のシナリオを見ることも可能です。両方のシナリオをプレイすると、二人の主人公のその後をあわせたエンディングに到達することが出来ます。

 【白冠の章】 主人公:メルウェル/本拠地:エドフ

メルメルナイル上流、「上エジプト」を舞台にしたシナリオです。

主人公はエドフで神殿所有地(そこで採れる作物が神殿の財産になる)の管理人を勤める書記。故郷ウアセトの書記学校を優秀な成績で卒業しながら、ある理由から父と反目し、実家を出ています。物語は、新年を祝う祭りへの招待状を持って、故郷ウアセトの使者が訪れるところから始まります。



メイドさんセシェン

「白冠の章」ヒロイン。ウアセトより東の山を越えた先にある「灰色の町」から、奉公のために一人上京している心優しい少女。メルウェルの父、メリスアンクの屋敷で働いており、メルウェルとは幼馴染。




<このシナリオの舞台>
上エジプト
ヌビアからメンフィスの南の至るナイル上流は、河のすぐ側まで砂漠が迫り、町が河沿いに集中しています。このマップには、二作目の舞台となった「葦の原の町」「鷹の町」をはじめ、女神ネクベトの住まうネケブなどの都市が在ります。

<物語の背景>

南の国境をヌビアと接し、常に南方に火種を抱えるとともに、北方からの異民族の侵入に警戒を抱いています。また、オシリス神の聖地アビドス、ホルス神の聖地エドフをはじめ、コプトス、ウアセトなど軍事力を持つ都市が対立しています。
物語の開始時点では不完全ながらも王権が成立しており、多くの都市を従えて「王」を自称する人物が存在しています。


 【赤冠の章】 主人公:アジール/本拠地:ペル・ソプドゥウ

アジ君ナイル下流、「下エジプト」を舞台にしたシナリオです。

主人公はエジプトの東、アジア方面から移住してきた騎馬民族の子孫。いわゆる外来の人種。伝統的な織物などを売って暮らしてしますが、土着の人々との諍いや偏見に悩まされています。物語は、そんな窮屈な暮らしに不満を抱いていた主人公が、買わなくてもいい喧嘩を買ってしまうところから始まります。


押しかけ嫁メリト

「赤冠の章」ヒロイン。メンフィスより、アジールの補佐として送り込まれた勝気な少女。神殿で学んだ経験を持ち、女性ながら国勢や公文書の読み書きに通じています。




<このシナリオの舞台>

下エジプトメンフィスより北、海に向って支流の延びるナイル下流は、肥沃なデルタ地帯の上に町が点在しています。このマップには、一作目の舞台となったメンフィスやヘリオポリス(今回は古代名の「イウヌ」で登場させました)、ナクトの家などが存在します。

<物語の背景>

王権が弱まってからというもの、海や東方から様々な異民族が流入し、既に奪われている都市も存在します。軍事力を持つ大都市が少なく、中心であるメンフィスですら間近に迫る異民族の勢力を危惧している状態です。
物語の開始時点では元からの住人と移住者との間で小競り合いが繰り返され、主人公たちのような移住者は、たとえ争いに参加していなくても一方的に迫害される立場にあります。


各章で登場する神様たち】


仲悪そう っていうか 仲悪いな…

二種類のシナリオではそれぞれ、同盟した都市の守護神を味方につけることが出来ます。
(エドフではホルス、ペル・ソプドゥウではセト)
主人公は、彼らの力を借りて行動します。軍戦闘・個人戦闘では、それぞれの守護者に応じた技を習得していきます。


かえる&さかな

各シナリオとも、最大で7柱の女神を仲間にすることが出来ます。
最初から好意をもってくれている女神は仲間にしやすいのですが、警戒心の強い女神は試練を課して来る場合もあります。
また、守護者としてついてくれた女神の加護は、好意度によって変化します。仲が良くなると、その女神の加護を多く得られ、護符を装備した際に使える技が増えていきます。

メインシナリオ以外の行動は自由ですので、どの都市/どの女神様から挑戦していくかは、プレイヤー次第です。
訪問する順番や、イベントを発生させるタイミングで、彼女たちの隠された一面が見える…かも?


人と神が、ともに生きる世界  

一作目「神々の呪文」では人間が主人公、二作目「灰色の町の守護者」では神様が主人公を務めました。
三作目にあたる、この「双翼の大地」の主人公たちは、古代エジプトの世界で”人と神をつなぐもの”とされた、ある役職に関わることとなります。

物語の中の「世界」は、人が生きる場所であるとともに、神々の住まうところ。
人の道と神の道が重なり合い、神同士・人同士だけでなく、神と人の間のイベントも数多く発生し、物語を形作っていきます。


神様同士

神様と人間

そして、人と人

◎これらのイベントのうちの多くは、強制ではなく、例によって隠しイベントです。

◎EDは3種類。
「白冠の章」「赤冠の章」いずれかを単独でクリアした場合と、
クリア後に二周目をプレイして両方の章を終えた場合の真EDです。

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