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第百七十六章

ヌウのパピルスより

再び死することなきの章。

印璽監督院の監督にして、勝利を得たるオシリス=ヌウ曰く、「我が忌み嫌うものは、東の地に在り。願わくば我をして、呵責の部屋に入らしむることかれ。願わくば、神々の忌み嫌へることを、一つたりとして我に行われしむることなかれ。何となれば、見よ、我は純潔なる産室を通過したるなれば。また、願わくば、ネフェルテム神をしてその栄えある力を、葬儀の日にあるゆるものの主の前に、我に付与せしめたまえ。」



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