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神話の読める市販本


「○○のエピソードを本で読みたい!」と思ったとき、どの本を探せばいいのかってことをリストアップ。
※をつけているのは、このサイトでのタイトルです。


▲エジプトの神話−兄弟神のあらそい<世界の神話>
矢島文夫 ちくま文庫

ポイント;お値段が手ごろで見つけやすい。文章がフラットなので初心者でもすんなり読める。

・ファラオ時代の伝承(ヘリオポリス系、ヘルモポリス系など分類)
・コプト時代の伝承(キリスト教と融合した形)
・太陽神ラーとイシス(※イシスの言霊)
・ホルスとセトの争い
・アヌプとバタの物語(※二人兄弟の物語)
・オシリス神話(プルタルコスの「オシリスとイシスについて」より抜粋)
・サトニ・ハームスの怪奇な物語(※カエムワセトとミイラ とほぼ同じ内容)

・タ・ウジャ・ラーのパピルス
・ジェド・ホンス・イウフ・アンフのパピルス
・テント・ディウ・ムトのパピルス


▲エジプト神話物語
ジョナサン・ディー 山本史郎・山本泰子=訳 原書房

ポイント;写真がきれい。文章の端っこに枠でコラムが付け加えてある。収録数が多い。

・ラーの目(※セクメト様の人類抹殺計画)
・ラーの旅(門の書)
・オシリスとイシス(※神々の争い)
・トトの秘密(※ウェストカー・パピルスの物語)
・智謀に富む将軍(トトメス3世の将軍ジェフゥティ、策略で軍を追い返す)
・ラメセスの宝物(ラファラオの留守中、宝物を盗みに入る兄弟の物語)
・王女と悪魔(※北の王女)
・カエムワセトとミイラ
・シ・オシリス(カエムワセトの息子シ・オシリスが実は古の代魔法使いジェフゥティの生まれ変わりだったという話)
・鼠とメンフィス(プタハの神官、鼠で町を守る)
・難破した旅人(※難破した水夫の物語)
・話じょうずな田舎者(ろばを奪われた商人が、法廷で堂々と弁を述べる)
・まこととうそ(弟のうそによって追われた兄が、真実によって元の地位に戻る)
・不実な妻(※二人兄弟の物語)


▲筑摩世界文学大系第1巻 古代オリエント集
杉勇、屋形禎亮訳 筑摩書房

▲古代エジプト集成(↑の本の文庫版、手に入れやすくなった)

ポイント;完訳版。数が多く、注釈も本格的。

・シヌヘの物語
・ウェストカー・パピルスの物語
・難破した水夫の物語
・生活に疲れた者の魂との対話(自分の心臓と会話する男のドン暗な独白)
・雄弁な農夫の物語(ろばを奪われた商人が、法廷で堂々と弁を述べる)
・イプエルの訓戒(説教。)
・ネフェルティの予言(王権の正当化広報)
・ホルスとセトの争い(※神々の争い)
・メンフィスの神学
・二人兄弟の物語
・ウェンアメン旅行記(王の命令で木材を調達しにいったウェンアメンの苦労旅行記)
・宰相プタハヘテプの教訓(説教。)
・メリカラー王への教訓(説教。)
・アメンヘムハト一世の教訓(説教。)
・ドゥアケティの教訓(説教。)
・アニの教訓(説教。)
・アメンエムオペトの教訓(説教。)
・ピラミッド・テキスト(ここから↓は宗教文書なので、物語というよりは祝詞みたいなもの。)
・アメン・ラー賛歌(1)
・アメン・ラー賛歌(2)
・ラー・ホルクアティ賛歌
・アテン賛歌
・ナイル賛歌
・オシリス賛歌
・単一神への賛歌
・センウセルト三世賛歌
・トトメス三世賛歌
・セド祭の碑文
・ミンの大祭の碑文
・「後期エジプト選文集」より


▲古代エジプトの物語
矢島文夫 編 社会思想社

ポイント;かなり古い本。絶版だが古本屋でなら見つかる。解説が読みやすく、この本でしか見られない話もある。

・難破した船乗りの物語(※難波した水夫の物語)
・運命を定められていた王子(※運命を決められた王子の物語)
・雄弁なオアシスの男(ろばを奪われた商人が、法廷で堂々と弁を述べる)
・ウェストカー・パピルスの小話
 〜裏切られた男
 〜ジャジャムアンフと宮女
 〜魔法使いジェディ(※ウェストカー・パピルスの物語)
・二人兄弟の物語
・バフタンの王女(※北の王女)
・シヌヘの物語
・ウナモンの航海(王の命令で木材を調達しにいったウェンアメンの苦労旅行記)
・サトニ・ハームス奇談(※カエムワセトとミイラ とほぼ同じ内容)
・ランプシニトス王とその娘(ファラオの留守中、宝物を盗みに入る兄弟の物語)


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