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その3:いつか見た風景    〜晴れた日はネタを探して



良い天気でしたので、序盤から飛ばします。一人旅は、誰かに合わせる必要がなくて気楽です。
基本ソロ。それが大冒険。行きたいところへ行く。誰も私を止められないぜ!

まずは広場のインフォでヴァポレット(ヴェネツィア内の水上バス)の72時間フリー券と、若者割引が適用されるローリング・ヴェニス・カードを入手。※この2つのカードはとってもお徳なので是非入手されたし
意気揚々と町へ繰り出す。

イベント中の画面

ゲーム中の町の風景といえばこんなですが、広場周辺については、かなり忠実にリアルの風景が反映されています。
高い塔、サン・マルコ寺院、そして手前にあるドゥカーレ宮殿。


鐘楼サン・マルコ広場の鐘楼。
ここは観光名所の1つなっており、入り口で2ユーロ払うと屋上に行けます。階段もありますが、客は一律にてエスカレーターでてっぺんまでハイスピード輸送。ただし上部は狭い。そのため日中は長蛇の列になります。

こんな塔の上まで上がって怪文書をバラ撒いた挙句、出口は1つしかないのに捕まることなく逃げおおせたジュリアンは謎過ぎます。ていうか、フランス人だけにルパ○3世です。

この塔の上から見た風景は、「あー! あのシーンかっ」ていう感じ。
最初に所属国えらぶ時の、ヴェネツィア本拠地の背景画面っスね。

任せなさい。
ちゃんと夕日の時刻を狙って鐘楼に上がってみたよ!

手前の白い幕のかかっているのが、修復中のムーア人の時計台 サン・マルコ寺院方面 ←※クリックすると拡大します

♪ちゃ〜らららーら〜ら〜 ♪ちゃ〜 ら〜 らららー(大航海テーマソング)


この10分後くらいに日が沈み、辺りは暗くなってしまいました。
まああの、夕日って実はそんなに赤くないですから。

ちなみに、遠くに見えるちっちゃな塔が傾いているように見えるのは、気のせいではありません。
中州に作られた町ヴェネツィア、地盤がゆるいせいなのか、教会の塔は、傾いているのがデフォルトです。

だから頻繁に修理しているのではないかという説も、ある。中州に塔を建てるなYO、と、古代エジプト人も申しております。



塔の上から海側を見たところ。
左にある塔のある島がサン・ジョルジョ・マッジョーレ島。略してジョルジョ島。右の細長いのが高級ホテルもあるジューデッカ島。

大航海の世界でヴェネツィアに入ろうとすると、海上に3つの島が見えますが、位置関係的にこんな感じではないかと…。

ヴェネツィアへ入るところ

リド島は、ほんとはもっと細長いですけど。

ゲーム内のグラフィックでは、ヴェネツィアはイタリア半島にくっいているようですが、実際は大陸から突き出した中州の上にあるため、町の北側も海です。

ガラス工芸で有名なムラーノ島、手編みレースの産地ブラーノ島、ヴェネツィア集落発祥の島トルチェッロなどは、ヴェネツィア本島の北と東に位置しているため、この画面だと入れられません。


他、ゲーム内にはないもの

早朝の広場には人がいない。サン・マルコの獅子と聖テオドロス像

有翼獅子は町中のいたるところにいます。旗、壁の浮き彫り、マスコット人形、建物の飾りetc…
銅像だけでもかなりの数がありました。

見つかってうろたえるホモ 四人のムーア人

サン・マルコ寺院の右はじ、ドゥカーレ宮殿との境目にあります。
元は古代ローマの四分統括政治を意味する像だったらしいが、ちょうど寺院の財宝庫の外壁にあるため「財宝を盗もうとした四人の兵士が、そのまま石になってしまった」というウワサが後から作られたんだとか。


サン・マルコ広場周辺は、どっかで見たような風景が多いです。
「あー…あれ? なんか懐かしいようなよく知ってるような」
それはアレです。ゲーム内の風景です。

広場前のゴンドラ置き場

ホラネ

実際の広場前


ヴェネツィアの町の印象は、昔からあまり変わってないんだそうです。
アカデミア美術館で大航海の時代に書かれた油彩画や町の鳥瞰図を見ても、ほとんどそのまんま。細かい建物は変わっていても、特徴的な鐘楼や教会、主な運河などがそのまま残っているのです。

違うのは、昔はガレー船がいた海に、今は大きな汽船が走っているということくらい。
ゴンドラ溜まりの向こうに、ちっちゃなゴンドラ、少し大きなヴァポレットや水上タクシー、そして豪華な客船が入り混じりながら走っておりました。
でも、サークル活動なのかご近所の人の趣味なのか、たまーにカヌーやボートを何人かで漕いでる船も通り過ぎるんですよね。思わず「アラガレだ!」と叫んだのはナイショ。(笑)


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