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第三中間期 第22王朝

ホルスィエセ(※初代)

Harsiese A

在位年代;前870年頃-860年頃?
誕生名; ホルスィエセ・メリアメン
(イシスの息子ホルス、アメン神に愛されしもの)
即位名; ヘジュケペルゥラー・セテプエンアメン
(輝ける太陽神ラーの出現、アメン神に選ばれしもの)
治世;10年


王朝の首都;なし 
埋葬地;不明
出身地; テーベ

家族構成;不明

「ホルスィエセ」(ギリシャ語でホルサイセ)の名前を持つアメン大神官は二人いる。名前にカルトゥーシュを使い、自ら王を名乗った初代ホルスィエセと、その孫にあたり、祖父と同じことをしようとしたホルスィエセである。こちには「Harsiese A」と呼ばれるほう。
このホルスィエセはオソルコン2世の時代に生き、王を名乗りはしたが第22王朝と直接的な対決はしていない。テーベの権力は、ホルスィエセの死亡後、アメン神の大神官の地位にオソルコン2世の息子が就くことで速やかに回収されている。

その孫と称される同名の「ホルスィエセ」(「Harsiese B)はオソルコン2世の末期〜ショシェンク3世の時代にテーベの大司祭の地位を要求するが、失敗。一時的に権力は握るが、さすがに寿命には勝てなかったらしく4年ほどで死亡。王名は残っていない。


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