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タグ「やや難」の検索結果
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[やや難][写真][歴史][地理][辞典][注意が必要] 古代エジプト都市百科
スティーヴン・スネイプ
柊風舎
「The Complete Cities of Ancient Egypt」の邦訳版。
古代エジプトの都市に焦点を当て、データから都市の役割、意味など幅広く取り扱っている。
原著はぜひ読んどくべき本なのだが、邦訳版はわりと致命的な誤訳もあったりして微妙な感じに…。。
(11/27 13:51)
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[歴史][やや難] エリュトゥラー海案内記
村川 堅太郎(訳)
中央公論社
エリュトゥラー海=紅海のこと。
エジプトの紅海側を出発してインド、アジアへと続くプトレマイオス朝末期~ローマ支配時代あたりの
海上交易網と取り扱い商品の覚え書き。
当時生きていた人が書き残しているので貴重な資料となっている。
(01/09 15:03)
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[やや難][民俗] 古代エジプト 死者からの声
大城道則
河出ブックス
エジプト本と見せかけて比較神話の本。エジプト成分は薄い。
エジプト人の死生観がテーマの本だが、比較手法が適切とは言いがたいため何が言いたいのかよく分からない本になっている。
世界各地の宗教に関わる知識が雑多に詰め込まれた本、という印象。
(07/05 13:35)
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[やや難][歴史][民俗][コプト] 地中海文明史の考古学 エジプト・物質文化研究の試み
長谷川奏
彩流社
エジプトを中心に、オリエント世界を「環地中海世界」という捉え方をした本。
古代エジプトに留まらず、グレコ・ローマンからアラブ世界まで繋がる文化の変遷が分かる。
本文の途中に挟まるコラム集が濃くて面白い。
(07/05 13:35)
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[歴史][やや難] エジプト美術の謎
鈴木まどか
丸善ライブラリー
著者自体は著名だが、そのわりに内容にはガッカリ感が漂う。謎がどこにもないしエジプト美術の本でもない…。
古代エジプト史サマリーの歴史メインの本だが、細かい点に疑問譜が多数つく。
古代エジプト史の本なら新しい良本が多数出ているので、敢えてこの本を手にとる意義は薄い。
(07/05 13:35)
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[やや難][歴史][地理] 沈黙の世界史2 王と神とナイル
鈴木八司
新潮社
やや難としたが、初心者でも興味のある人なら楽しく勉強できると思う。
古い本だが、最近出た本にはない骨太な味わいと、著者の幅広い経験・知識に裏づけされた語り口は今も色あせない。
巻末の資料についても、やや古いものが多いが調べものを始めるのに役に立つ指標となっている。
(11/09 15:03)
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[やや難][写真][歴史] ツタンカーメン 少年王の謎
河合望
集英社新書
「最新研究結果のまとめ」という帯の煽りに偽りなく、出版当時の最新状況が反映されていると思われる本。
ミイラ写真多め、著者の専門とする歴史に関する言及が多い。
本の中でのツタンカーメンの比率はあまり高くない。
(04/09 21:52)
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[やや難][メソポタミア][歴史] 古代エジプト文明 世界史の源流
大城道則
講談社選書メチエ
古代エジプトの歴史と、同時代の周辺世界との関わりを主軸に据えた少し珍しい本。
エジプト学者が、あえてメソポタミアやギリシャ、ローマといった周辺文明にも触れている。
エジプトしか知らない人には難しそうだが、歴史好きなら挑戦してみるのをオススメ。
(04/09 21:33)
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[やや難][地理] ナイル―地域をつむぐ川
加藤 博
刀水書房
古来より人々の生活の中心にあったナイルを中心にした地理学。
エジプトが近代国家になるにあたり、「国家」や「国民」の意識の元になった
漠然とした「ナイルのほとりに住むエジプト人」の意識の正体が、この本でうっすらと分かるのではないだろうか。
(05/20 23:16)
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[やや難][歴史] ピラミッドへの道 古代エジプト文明の黎明
大城道則
講談社
古代エジプト文明の黎明期から、巨大ピラミッドを建造するに至るまでの
文明の変遷に焦点を当てた興味深い本。
言うべきことはちゃんと言ってくれており、分からんものは分からんとハッキリ言っているのに好印象。
専門家の口から、より現実的な事実を告げてもらいたい人に。
(11/06 23:55)
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[やや難][写真][歴史] ビジュアル 王家のミイラ 古代エジプトの死後の世界
フランシス・ジャノ
日経ナショナルジオグラフィック社
貴重な写真を数多く紹介している、巨大で圧倒的な本。
王家のミイラ発見時の貴重な記録や、一般公開されていないミイラの写真など、
他では見られない情報が詰まっており、古代の葬儀についても詳しく知ることが出来る。
(01/01 09:00)
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[やや難] 古代の船と航海
ジャン・ルージェ
法政大学出版会
エジプトに限らず、古代の船や航海術はどのようなものだったかについて記述している本。
古代世界の中で、古代エジプトの船だけ浮いているような気がするのは、気のせいじゃないと思う。
(05/05 12:34)
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[やや難][神話][辞典][写真] 古代エジプト神々大百科
リチャード・H・ウィルキンソン
東洋書林
有名神からマイナー神まで、古代エジプトのありとあらゆる神々が登場するまさに「大百科」な本。
様々なカテゴリに分けて神々を紹介さてくれているので分かりやすい。索引も完備。
よく分からない神様に出くわしたら、とりあえずここで調べよう。
(05/05 12:27)
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[やや難][歴史] ダムと神殿 ヌビアの遺跡を訪ねて
L.グリーナー
紀伊国屋書店
ナイル上流のアテワン・ハイ・ダム建設に伴い、巨大なダム湖に水没する予定だった遺跡の保存・調査活動について記した本。
アブ・シンベルやフィラエ島のような有名な遺跡は救済されたが、無名の多くの遺跡は今や湖底に沈んだまま。
この本は、多くの遺跡がまさに失われようとしていた時代を描いている。
(05/05 12:23)
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[やや難][歴史] シナイの石は語る
R・ギヴェオン
学生社
R・ギヴェオンはイスラエルのエジプト学者。シナイ半島および現在のイスラエルは、古代からエジプトと深い関わりを持って来た。
時にメソポタミアとの交易中継点として、時に資源の提供場所として。
そのイスラエル人の視点から見た、シナイ半島におけるエジプト学というとても貴重な本。
エジプト人がアジア遠征でどんなものを残したかが分かる。
(05/05 12:19)
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[やや難][歴史][民俗] 世界の歴史1 人類の起源と古代オリエント
大貫良夫/前川和也/渡辺和子/屋形禎亮
中公文庫
人類の歴史をなぞるシリーズの第一巻なので、猿人から人類が分かれ、アフリカを出るところから話が始まる。
古い文明からスタートということでメソポタミアとエジプトを「オリエント」としてまとめている。
著者が複数いるため、それぞれの章ごとに担当した著者の特徴が出ているのが面白い本。
人類の歴史として全体から見たオリエントなので、政治や思想、道具の発明などが主に取り上げられている。
(05/05 11:47)
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[やや難][歴史][地理] 古代エジプト 文明社会の形成
高宮いづみ
京都大学学術出版社
古代エジプト王朝初期から、ピラミッド造成次代までを対象に、エジプトは、いかにしてエジプトとなったかの謎を探る。
文明の成り立ちを探ることは、その国の文化のアイデンティテイを探ることでもある。
初期王朝は、地味な時代であるが個人的には一番興味深く、面白い時代だと思う。
物事の始まり、起源に興味のある人にもお勧め。
(05/04 23:48)
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[やや難][歴史][地理] ピラミッド大全
ミロスラフ・ヴェルナー
法政大学出版会
数多くのピラミッドについて、作られた時代、建設方法、建設目的などを細かく分析している本。
ピラミッドが公共事業に使われた説への明確な反論、ピラミッドはそれぞれが異なった目的・建造方法を持っていた具体例などが提示されている。
データは豊富。ただし図や写真は少なめなので、他の図録などと組み合わせて読むことをお勧め。
あまり一般向けの本ではない。
(05/04 22:45)
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[やや難][歴史][神話][民俗] 筑摩世界文学大系1 古代オリエント集
杉勇・三笠宮祟仁 編訳
基本資料の一つ、ただし入手しにくいのが難点。図書館などで探すべし。
原文となるパピルスを全訳している本なので、難しいがその分資料としての価値は高い。
(05/01 16:17)
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[やや難][歴史] ピラミッドを探る
クルト・メンデルスゾーン
法政大学出版
文化放送出版局から、「ピラミッドの謎」というタイトルで出版されていた本の復刻版。
おそらく、最初に「ピラミッドの建造には、公共事業という意味もあった」と述べた人の本。
ただしピラミッドの建造目的は公共事業だとは言っていないし、ピラミッドは王墓としての意味を持っていたことを疑ってはいない。
勘違いしている人も結構いる気がするが、必要とした労働力や施工期間についても考察しており、原著は決して適当なことは言っていない。
(05/01 16:06)
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