エジプト神話研究所 書架
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タグ「歴史」の検索結果
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[やや難][歴史][地理] 古代エジプト 文明社会の形成
高宮いづみ
京都大学学術出版社
古代エジプト王朝初期から、ピラミッド造成次代までを対象に、エジプトは、いかにしてエジプトとなったかの謎を探る。
文明の成り立ちを探ることは、その国の文化のアイデンティテイを探ることでもある。
初期王朝は、地味な時代であるが個人的には一番興味深く、面白い時代だと思う。
物事の始まり、起源に興味のある人にもお勧め。
(05/04 23:48)
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[初心者][歴史] ファラオのエジプト
吉成 薫
廣済堂出版
古代エジプト王国の歴史を一通り流してくれている本。
判りやすくまとまっていて初心者向けなのだが、意外に深いところもあり、そこそこ知識のある人でも楽しめる内容になっている。
ダイジェストとはいえ、あなどるなかれ。
(05/04 23:44)
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[初心者][写真][コプト][歴史] 砂の楽園 コプトの僧院
三宅理一
TOTO出版
砂漠の真ん中にポツンと立つ、うらびれたコプトの修道院、それだけで何も言えなくなる不思議な美しさを持つ写真の数々。
コラムはコプト教修道院の成り立ち(=古代エジプト宗教からの転換期)や、ローマ・カトリックとたもとを分かつことになった時代や出来事についての歴史も。
(05/04 23:02)
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[初心者][歴史][民俗][神話][メソポタミア] 生活の世界史1 古代オリエントの生活
三笠宮崇仁 編
河出書房新社
半分エジプト、半分メソポタミア(シュメール、バビロン)で書かれている。
近いようで実は遠く、根本的に異なる考え方をする2つの地域の、相違と類似を探してみるといいかもしれない。
面白いことに、メソポタミアとエジプトでは、生活について語る時の論点も違っている。各章の小見出しが秀逸。
(05/04 22:51)
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[初心者][歴史] ナイルに沈む歴史 ―ヌビア人と古代遺跡―
鈴木八司
岩波新書
アスワン・ハイ・ダム建設に伴い、アブ・シンベル神殿ほか周辺地域が水没の危機に晒されていた1960年に開始された
ユネスコの「ヌビア遺跡救済国際キャンペーン」に参加した先生の手記。
まだ日本からエジプトに発掘隊が送られたこともなく、ヌビアについて知る日本人もとても少なかった時代、
その地域への考古学的アプローチの先鞭をつけられた人の本です。
遺跡は守ることが出来ても、ヌビア人の文化そのものは果たして守れたのだろうか? という問いかけは非常に重い。
文化遺産の保存に関わる人は是非読んで欲しい。
(05/04 22:49)
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[初心者][歴史] 古代エジプトを発掘する
高宮いづみ
岩波新書
タイトルの通り、発掘調査隊の仕事について。
普段発掘隊がどんなことをしているか、どうやって遺跡を発見するのか、といった考古学の裏舞台を等身大に描いてくれている本。
これから考古学の世界を目指す人に。ちなみにこの方は早稲田の発掘隊の方。
(05/04 22:48)
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[初心者][歴史] 大英博物館双書 古代エジプトを知る 船とナイル
ディルウィン・ジョーンズ
学芸書林
古代エジプト時代の船についての本。「船」にのみスポットを当てているが、これが意外と奥深い。
船は生活に欠かせないものであるとともに儀式用、宗教上必要なものでもあった。
壁画から再現される製法についてはハッキリせず異説もあるものの、全体としてよい資料になっていると思う。
(05/04 22:47)
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[やや難][歴史][地理] ピラミッド大全
ミロスラフ・ヴェルナー
法政大学出版会
数多くのピラミッドについて、作られた時代、建設方法、建設目的などを細かく分析している本。
ピラミッドが公共事業に使われた説への明確な反論、ピラミッドはそれぞれが異なった目的・建造方法を持っていた具体例などが提示されている。
データは豊富。ただし図や写真は少なめなので、他の図録などと組み合わせて読むことをお勧め。
あまり一般向けの本ではない。
(05/04 22:45)
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[やや難][歴史][神話][民俗] 筑摩世界文学大系1 古代オリエント集
杉勇・三笠宮祟仁 編訳
基本資料の一つ、ただし入手しにくいのが難点。図書館などで探すべし。
原文となるパピルスを全訳している本なので、難しいがその分資料としての価値は高い。
(05/01 16:17)
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[初心者][歴史] ピラミッド101の謎
酒井傅六
文春文庫
表紙のうたい文句が「ミステリーより101倍面白い」になっており、
「ピラミッドは何故作られたか?」「大ピラミッドの予言とは何か?」など、初心者が抱きがちな疑念に対する簡潔な回答と無難な意見を並べた本です。
少し古い本なので細かいデータは現在と食い違っていますが、デマや憶測を退け、基本的な意見を採用しているので初心者にはお勧め。
(05/01 16:16)
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[注意が必要][歴史] 王家の谷
O・ノイバート
法政大学出版
あまりに古過ぎて、「ピラミッドは奴隷にムチ打って作らせました」等、ひとむかし前の説がどっさりと。
発見されている王墓やピラミッドの数が少なかったり、時代を感じさせてくれます。資料としては使えません。
エジプトの研究って、ここ数十年でずいぶん進んだんだな…。と、エジプト研究史の歴史を楽しむための一冊です。
(05/01 16:08)
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[やや難][歴史] ピラミッドを探る
クルト・メンデルスゾーン
法政大学出版
文化放送出版局から、「ピラミッドの謎」というタイトルで出版されていた本の復刻版。
おそらく、最初に「ピラミッドの建造には、公共事業という意味もあった」と述べた人の本。
ただしピラミッドの建造目的は公共事業だとは言っていないし、ピラミッドは王墓としての意味を持っていたことを疑ってはいない。
勘違いしている人も結構いる気がするが、必要とした労働力や施工期間についても考察しており、原著は決して適当なことは言っていない。
(05/01 16:06)
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[初心者][歴史] エジプト ヘロドトスの旅した国
ジャック・ラカリエール
新評論
(松平千秋訳)
訳した方はエジプト専門ではないようだが、カタカナ表記のばらつきもないし、分かりやすい。
ヘロドトスがエジプトについて書いた部分についてエジプト学専門の著者が注釈をつけていくという形式で、ヘロドトスへの愛を感じる本。
「歴史」本体に挫折した人はこちらでリベンジを。
(05/01 15:59)
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[やや難][注意が必要][歴史] 歴史(文庫版で上・中・下)
ヘロドトス
岩波文庫(松平千秋訳)
(松平千秋訳)
社会の教科書にも出てくる有名な本の日本語訳。古代ギリシアから見た古代エジプトの話が出てきます。
かつてエジプト考古学はこの本から始まっていました。(しかし、現在では”古典”です)
いちばんエジプトに関係しているのは、文庫では上の「巻の2」の部分。
有名な、”あの”一節も出てきます。ヘロドトスは必ずしも正しいことを書いているわけではないので、そこに注意。
(05/01 15:58)
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[初心者][歴史] ファラオの形象 エジプト建築調査ノート
西本真一
淡交社
エジプトの遺跡を、建築が専門の方の目から見てまとめられた本。
文献研究とは視点が違うので面白いです。「マルカタ王宮」や「魚の丘」など、早稲田発掘チームが携わっている発掘研究の裏話や現場状況も在。
中には、笑っていいのかどうかビミョウな赤裸々告白もあったり(笑)
随所に光るウィットに富んだジョークが楽しみどころ。採石場に書かれたラクガキや、作業の進行状況を記したメモなど、面白い情報も得られます。
初心者にも分かり易い。
(05/01 15:54)
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[やや難][写真][歴史] ヌビア -エジプト古代文明の遺跡-
マックス・ポル・フーシェ
新潮社
エジプト側、スーダン側を包括した「ヌビア」地域における古代エジプトの遺跡の詳細と、過去の保存プロジェクトについての記録。
かつてアスワン・ダムによって部分的に水没していたころの貴重な写真や、アスワン・ハイ・ダムによって完全に水没してしまうことに対する危機がつづられている。
学術的な記録というよりは、遺跡が水没の危機にあることについて啓蒙のために作られた本
(05/01 15:50)
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[上級者][歴史][注意が必要] 古代の歴史ロマン11 エジプト アマルナ王朝の手紙~王への手紙 王からの手紙~
飯島 紀
国際語学社
アマルナ文書の翻訳がまとまっている貴重な本。
楔文字との対訳で、簡単な文法と単語集つき。アマルナ時代に興味があるなら必須。
エジプトが決して陸の孤島などではなく、周辺諸国との国際関係を持たずに発展したのではないことが分かります。
ただし、最初の導入部分(第一章の手前)は、無価値なので読む必要がありません。何かすさまじいファンタジー歴史の解説が為されています…
(05/01 15:48)
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[初心者][写真][歴史] 図説 古代エジプト1 ピラミッドとツタンカーメンの遺宝編
仁田 三夫 編著
河出書房
お値段のわりにカラー写真が多いためオススメ。見やすい。
財宝の写真を見てうっとりしたい人におすすめ。有名どころの発掘品や遺跡がだいたい掲載されている。
(05/01 15:48)
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[初心者][歴史][民俗] ミイラ解体 「王家の墓」造営職人ホルエムケニシの生涯と死
ジョン・H・テーラー
学芸書林
英語タイトルは、まんま「Unwrapping A Mammy」。
「ホルエムケニシ」という名の、三千年前に生きた一人の男のミイラを解剖し、その生涯と死の瞬間の模様を再現しようとする本。
一般論ではなく、完全に「一人」密着で話が進むので、リアリティがあり、深い。
(05/01 15:37)
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[初心者][ヒエログリフ][歴史][民俗] 図説 古代エジプト史 ヒエログリフをひらく
「古代エジプト文字手帳」とともにセットで揃えるべき入門書の定番。ヒエログリフの一般向け入門書。
ヒエログリフについてだけでなく、エジプトの文化や歴史、筆記用具、王様・神様名のルール、
ヒエログリフからアルファベットへの変化などの記述もあるため、まず興味を持つのにいい本。
(05/01 15:29)
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Script : Web Memory