エジプト神話研究所 書架
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登録されている本の一覧
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[やや難][歴史][民俗][コプト] 地中海文明史の考古学 エジプト・物質文化研究の試み
長谷川奏
彩流社
エジプトを中心に、オリエント世界を「環地中海世界」という捉え方をした本。
古代エジプトに留まらず、グレコ・ローマンからアラブ世界まで繋がる文化の変遷が分かる。
本文の途中に挟まるコラム集が濃くて面白い。
(07/05 13:35)
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[歴史][やや難] エジプト美術の謎
鈴木まどか
丸善ライブラリー
著者自体は著名だが、そのわりに内容にはガッカリ感が漂う。謎がどこにもないしエジプト美術の本でもない…。
古代エジプト史サマリーの歴史メインの本だが、細かい点に疑問譜が多数つく。
古代エジプト史の本なら新しい良本が多数出ているので、敢えてこの本を手にとる意義は薄い。
(07/05 13:35)
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[注意が必要][初心者][娯楽] エジプト美術の旅
水沢澄夫
雪華社
かなり古い本で情報も古いので学術書としては使えないが、昭和30年代の日本におけるエジプト学の認識を知ることが出来る。
ちなみに著書の中ではアスワン・ハイ・ダムで水没する遺跡の救済プロジェクトが進行中となっている。
(07/05 13:34)
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[初心者][写真] 古代エジプトへの旅
鈴木八司/仁田三夫
岩波書店
1983年出版。当時としては貴重な遺物の美しいカラー写真多数。丁寧な説明つき。
初心者のとっかかり用の本だが、ポイントは抑えている。
(05/19 23:03)
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[初心者][歴史][民俗][写真] 古代エジプト美術の世界 魔術と神秘
ロバート・スティーブン・ビアンキ
平凡社
スイスにあるガンドゥール美術財団所蔵のエジプト・コレクション。
2015年に開催された同名の展覧会の図録。見た目の美しい護符などが多い。
(04/26 13:08)
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[初心者][歴史][民俗][写真] 悠久のナイル ファラオと民の歴史
山花京子 監修
東海大学出版会
2015年に行われた「古代エジプト ファラオと民の歴史―東海大学の古代エジプトコレクション―」展の図録を兼ねている。
同展で紹介された宇宙考古学、東海大学に籍を置いた日本のエジプト学の先駆者、鈴木八司の紹介なども収録されており、値段のわりにお徳。
(04/26 13:08)
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[初心者][歴史][娯楽] ツタンカーメン 死後の奇妙な物語
ジョー・マーチャント
文藝春秋
ツタンカーメン発見の経緯から、2000年台に行われたツタンカーメンの遺体のCTスキャンや遺伝子解析に至るまでの、
この王にまつわる数々の物語。
学者たちの世界の裏事情などは専門家でない著者だからこそ書けた内容。
テレビ放映された内容と事実の差異が分かりやすく面白い。
(04/26 13:08)
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[上級者][歴史][民俗][コプト][注意が必要] ナイル世界のヘレニズム エジプトとギリシアの遭遇
周藤芳幸
名古屋大学出版会
筑波大学が長年発掘しているアコリス遺跡からの発見を中心に、エジプトがプトレマイオス朝支配を経てローマに組み込まれていくまでのヘレニズム時代を描く。
内容は興味深く全体としてみれば非常に面白いのだが、いくつか間違いと思われる点がある。
また暦に関する記述の部分は怪しいのが残念な感じ。
(04/26 13:08)
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[初心者][ヒエログリフ][歴史] 象形文字入門
加藤一郎
講談社学術文庫
日本におけるエジプト学の先駆者が残した古い本の改訂再出版。
ヒエログリフに限らず、象形文字とは何か?どのようにして生まれたのか?その機能とは?といった全般に触れる。
初心者向けだが内容は濃い。
日本のエジプト本の「古典」の一冊なので、エジプトスキーは是非。
(04/26 13:08)
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[初心者][写真][歴史][地理][民俗] 読んで旅する世界の歴史と文化 エジプト
鈴木八司監修
新潮社
古代エジプトから現代エジプトまでの歴史を追う、幅広い一冊。
エジプトファン必読。現代まで連続したエジプトの地の歴史が頭に入る。
カラー写真が多いのは嬉しい。要所要所に入るコラムも勉強になる。
(11/09 15:08)
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[初心者][写真][歴史][民俗] 図説古代エジプト誌 黄金の国から来たファラオ
松本弥
弥呂久出版
エジプトからすると周辺にあたるヌビア地域を中心にすえた本。
著者が実際に現地に足を運んで確認した内容が本になっているため、写真、詳細解説が多く分かりやすい。
また、ヌビア人王朝についてもヌビア側視点から見直せる内容になっている。
(11/09 15:07)
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[初心者][写真][娯楽][歴史][民俗] ファラオの生活文化図鑑
ギャリー・J・ショー
原書房
タイトルどおり王族生活に焦点を絞った豪華な図録本。
時代ごとの違いにも言及してくれているので分かりやすく、値はやや張るが損をした感はない。
ただ誤字脱字が凄まじく多いことだけが難点。
(11/09 15:05)
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[やや難][歴史][地理] 沈黙の世界史2 王と神とナイル
鈴木八司
新潮社
やや難としたが、初心者でも興味のある人なら楽しく勉強できると思う。
古い本だが、最近出た本にはない骨太な味わいと、著者の幅広い経験・知識に裏づけされた語り口は今も色あせない。
巻末の資料についても、やや古いものが多いが調べものを始めるのに役に立つ指標となっている。
(11/09 15:03)
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[初心者][歴史][写真] 図説 ピラミッドの歴史観
大城道則
河出書房新社
写真や図面おおし。有名どころのピラミッドについて網羅した上で基本データを記載してくれている、
値段的にも手ごろな本。初心者むけでもある。
(06/28 22:09)
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[初心者][歴史][民俗] 古代エジプトの埋葬習慣
和田浩一郎
ポプラ新書
埋葬の儀式特化、古代エジプトの埋葬習慣について一通り知りたい人むけ。
ミイラ画像も一箇所だけなので、ミイラ苦手な人でもOK。
(06/28 22:09)
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[上級者][歴史][写真] 全系図付 エジプト歴代王朝史
エイダン・ドドソン/ディアン・ヒルトン
東洋書林
王家の家系図に特化して、膨大なデータをつめこんだ専門的な本
。そのぶん一人ひとりの業績についての踏み込みは少ないが、
マイナーな王家の構成員や、各王朝間の血縁関係についての言及は優れもの。
(06/28 22:09)
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[初心者][注意が必要] 古代エジプト人 その愛と知恵の生活
レナード・コットレル
法政大学出版局
実在した古代エジプト人レクミラを中心に、仮想の古代世界を描き出そうと試みた本。
古いためか、いまひとつリアリティに欠けるところはある。
また、エジプト人が馬に乗るなど在り得ないシーンもある。面白い本だがフィクション部分もあることに注意。
(04/09 22:15)
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[初心者][上級者][写真][民俗] ミイラ ―ミイラ考古学入門
アンジュ=ピエール
佑学社
エジプトミイラについての様々な情報を余すところなく詰め込んだ本。図や写真も多め。
古い本なので情報が古いままな部分もあるのと、参考文献が省かれているのが難アリだが大筋は問題なさそう。
とにかく詳しい。
(04/09 22:12)
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[初心者][上級者][写真] 世界美術大全集2 エジプト美術
共著
小学館
大判でカラー写真の多い愛蔵書。
説明も読み応えのある、初心者から上級者まで楽しめる大ボリュームの一品。
有名な壁画などを高画質で眺め回したい人むけ。
(04/09 22:09)
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[やや難][写真][歴史] ツタンカーメン 少年王の謎
河合望
集英社新書
「最新研究結果のまとめ」という帯の煽りに偽りなく、出版当時の最新状況が反映されていると思われる本。
ミイラ写真多め、著者の専門とする歴史に関する言及が多い。
本の中でのツタンカーメンの比率はあまり高くない。
(04/09 21:52)
Script : Web Memory