エジプト神話研究所 書架
・ここに登録されているものは、中の人が持っている本の一覧です。難易度・お勧め具合は個人的な評価です。
・探したい本がある時は、画面上部の「検索」からキーワードを入力してください。タイトルでも著者名でも何でもOK。
・本のタイトルや出版社は、復刻・再版により変更される場合があります。ここに登録してあるものは手に入れた版の情報です。
・タグ([写真]とか[初心者]とかの部分)をクリックすると、同じタグが設定されている本の一覧が提示されます。
・外部からのリンクは
こちらのページにお願いします。(このページへの外部からの直リンクは禁止設定です)
登録されている本の一覧
-
[初心者][写真][娯楽] 図説 ツタンカーメン発掘秘史
レナード・コットレル
原書房
著者は「アマチュアによるアマチュアのための本を書く」と称する日本ではお馴染みの人物。
可も無く不可もなく、ごく普通の一般人むけツタンカーメン本。
写真が多めなので手軽に楽しみたい人むけ。
(04/09 21:47)
-
[初心者][娯楽] ゴハおじさんのゆかいなおはなし エジプトの民話
デニス・ジョンソン‐デイヴィーズ
徳間書店
トルコでは「ナスレッディン・ホジャ」という名前で知られるゴハおじさんの民話集。
愉快なエジプトの昔話。
(04/09 21:40)
-
[初心者][歴史] ツタンカーメン 「悲劇の少年王」の知られざる実像
大城道則
中公新書
当たり前のことを当たり前に紹介する、ありそうで意外と無かった本。
ツタンカーメンの生きた時代に関する一般的概要書。
TVなどで捏造されてきた部分の真相を書いてくれているので、初心者や一般人にこそお勧め。
(04/09 21:36)
-
[やや難][メソポタミア][歴史] 古代エジプト文明 世界史の源流
大城道則
講談社選書メチエ
古代エジプトの歴史と、同時代の周辺世界との関わりを主軸に据えた少し珍しい本。
エジプト学者が、あえてメソポタミアやギリシャ、ローマといった周辺文明にも触れている。
エジプトしか知らない人には難しそうだが、歴史好きなら挑戦してみるのをオススメ。
(04/09 21:33)
-
[初心者][写真][娯楽][民俗] 古代エジプトのスポーツ
A・D・トウニー/ステファン・ヴェニヒ
ベースボール・マガジン
タイトルに恥じない内容で、スポーツ特化でボリューム・質ともに満足の一冊。
壁画の写真や写しイラストが大判の見開きページ一杯にあるのも嬉しい。
眺めて楽しく読んで納得。
(04/09 21:20)
-
[写真][注意が必要] エジプト―王朝文明のルーツを探る―
共著
-
「歴史の謎とロマン 古代エジプト展」(1990)で販売されたと思われる本。
貴重な個人所蔵のエジプト遺物の写真が載っているが、説明の文章部分に難がある。
写真集として使うのはいいが、読み物としてはツッコミ用。
(04/09 21:16)
-
[初心者][イラスト][娯楽] ピラミッド 巨大な王墓建築の謎を解く
テビット・マコーレイ
岩波書店
図がおおめ、文章も平易で分かり易く、低学年でも安心。
お子様に英才教育を施したいエジマニ界隈の奥様がたにピッタリの一品、初心者の洗脳にもぜひどうぞ。
眺めて楽しいエジプト本です。
(04/09 21:13)
-
[やや難][地理] ナイル―地域をつむぐ川
加藤 博
刀水書房
古来より人々の生活の中心にあったナイルを中心にした地理学。
エジプトが近代国家になるにあたり、「国家」や「国民」の意識の元になった
漠然とした「ナイルのほとりに住むエジプト人」の意識の正体が、この本でうっすらと分かるのではないだろうか。
(05/20 23:16)
-
[上級者][地理] エジプトの自画像: ナイルの思想と地域研究
長沢 栄治
平凡社
近代・現代エジプトの抱える社会問題や社会構造についてをテーマにした硬派な研究書。
エジプトの地理学者ガマール・ヒムダーンの研究を根底に、他の研究者や思想家などを絡めつつ日本人の学者が語る近代・現代エジプトの地理学の本。
ジャンルとしては地理学・社会学。
(05/20 23:16)
-
[初心者][ヒエログリフ][地理] 古代エジプト―失われた世界の解読
笈川 博一
中央公論社
オーソドックスな「古代エジプト全般」の概要論の本。
古代エジプト文明を育んだエジプトという国の地理とはどういうものか、古代人の暮らし、有名な遺跡や王様について。
歴史から人々の生活レベルまで無難に語られている。
「難破した水夫の物語」、「二人兄妹の物語」は頭から尻尾まで読むことが出来る。
(05/20 23:15)
-
[初心者][娯楽][歴史] アレキサンドリアの興亡
ジャスティン ポラード
主婦の友社
専門書ではなくお読みもの系。
一つの「町」の誕生から、繁栄、そして斜陽に至るまでを追い続ける本。
歴史の流れではなく、町の一生というべきものをテーマにしており、歴史上の人物は、その上に生きる存在として扱われている。
内容が平易なため、分厚いが読むのに苦労はしない。
(01/09 23:07)
-
[上級者][歴史][地理] 古代エジプト文化の形成と拡散―ナイル世界と東地中海世界
大城道則
ミネルヴァ書房
古代エジプトの文明成立から発展に至る流れに焦点を当てた本。
エジプトとその周辺の他の文明との関連についても触れている。
また、文明の流れが変化する地点を幾つか切り出して詳細に解説。
(01/09 23:02)
-
[初心者][娯楽] わかってきた星座神話の起源―エジプト・ナイルの星座
近藤次郎
誠文堂新光社
古代エジプト人の見ていた夜空、古代エジプトでの星座についての本。
アレキサンドリアでの天文学の発展などにも触れている。
(01/09 22:49)
-
[初心者][ヒエログリフ][地理][写真] 古代エジプト人の世界ー壁画とヒエログリフを読むー
村治笙子
岩波新書
多くのカラー写真を使って分かりやすく解説する古代エジプト。初心者むけ。
著者がヒエログリフ講座を開設していることもあり、ヒエログリフの見方についての説明が分り易い。
古代世界と現実世界のリンクとして、実在の遺跡を辿っていく部分もある。
(01/09 21:05)
-
[初心者][歴史] クレオパトラ
クリスティアン=ジョルジュ・シュエンツェル
白水社
伝説的なクレオパトラ7世ではなく、実在した歴史人物としてのクレオパトラ7世…をテーマにした本。
プトレマイオス王朝の成立からその最後までをなぞってくれているのも分かりやすい。
特にクレオパトラの生涯を、その父の不安定な王位や姉の処刑から語ってくれているので、
彼女を理解する上で入り込みやすいと思われる。
(11/07 00:01)
-
[やや難][歴史] ピラミッドへの道 古代エジプト文明の黎明
大城道則
講談社
古代エジプト文明の黎明期から、巨大ピラミッドを建造するに至るまでの
文明の変遷に焦点を当てた興味深い本。
言うべきことはちゃんと言ってくれており、分からんものは分からんとハッキリ言っているのに好印象。
専門家の口から、より現実的な事実を告げてもらいたい人に。
(11/06 23:55)
-
[やや難][写真][歴史] ビジュアル 王家のミイラ 古代エジプトの死後の世界
フランシス・ジャノ
日経ナショナルジオグラフィック社
貴重な写真を数多く紹介している、巨大で圧倒的な本。
王家のミイラ発見時の貴重な記録や、一般公開されていないミイラの写真など、
他では見られない情報が詰まっており、古代の葬儀についても詳しく知ることが出来る。
(01/01 09:00)
-
[やや難] 古代の船と航海
ジャン・ルージェ
法政大学出版会
エジプトに限らず、古代の船や航海術はどのようなものだったかについて記述している本。
古代世界の中で、古代エジプトの船だけ浮いているような気がするのは、気のせいじゃないと思う。
(05/05 12:34)
-
[やや難][神話][辞典][写真] 古代エジプト神々大百科
リチャード・H・ウィルキンソン
東洋書林
有名神からマイナー神まで、古代エジプトのありとあらゆる神々が登場するまさに「大百科」な本。
様々なカテゴリに分けて神々を紹介さてくれているので分かりやすい。索引も完備。
よく分からない神様に出くわしたら、とりあえずここで調べよう。
(05/05 12:27)
-
[やや難][歴史] ダムと神殿 ヌビアの遺跡を訪ねて
L.グリーナー
紀伊国屋書店
ナイル上流のアテワン・ハイ・ダム建設に伴い、巨大なダム湖に水没する予定だった遺跡の保存・調査活動について記した本。
アブ・シンベルやフィラエ島のような有名な遺跡は救済されたが、無名の多くの遺跡は今や湖底に沈んだまま。
この本は、多くの遺跡がまさに失われようとしていた時代を描いている。
(05/05 12:23)
Script : Web Memory