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中王朝時代 第12王朝

センウセレト2世

Senwosret U


在位年代;前1845−1837年
誕生名;センウセレト(女神ウセレトの人)
即位名;カーケペルラーKha'kheperre' (ラーの魂が出現する)
マネトー名;セソストリス Sesostris
治世;9年
王朝の首都;イチイタウイ 
埋葬地;アル=ラフーン 
出身地;イチィタウィ


家族構成;父/アメンエムハト2世  妻(姉妹)/クネメトネフェルヘジェト 息子/センウセレト3世、センウセレトソンベ 娘/イタカイト、ネフェレト、スィトハトホルイウネト

情報は少ないが、各地の州候たちとの関係は、おおむね良好であったようだ。国政も安定している。

ピートリーによって、ピラミッド造営に携わった職人たちの村ヘテプ・センウセレト(センウセレトは満足する)が発見される。これは、現在のカフーンに在り、残されている遺物などからして、突然放棄された形跡がある。しかし、そのために、医療や会計など多くの生活パピルスが残され、貴重な資料になっている。この職人村は、多くの民族から成り立っていたようだ。

父王の時代に征服された西方オアシスの開発に力を入れたという証拠が残されている。
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