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厳密な意味での「中王国時代」は、第11王朝の4代目、メンチュヘテプ2世のもとで始まった。この時代からテーベが上下エジプトの首都として機能しはじめ、テーベの太陽神アメンの勢力が、かつての太陽神ラーの威光を上回るようになる。ラーの凋落とアメンの地位の向上。それを表すかのように、初期の王たちはこぞって「メンチュ」=テーベを守護する戦の神の名を名乗った。

戦いが終わり国が安定しはじめたあと、神であった王たちは、天上でも来世でもなく、現実を生きる民たちの声に耳を傾けはじめる。それは、大ピラミッド建造時代の終わりを意味していた。


時代区分 王名 埋葬地
第十一王朝
前1980年−1940年
メンチュヘテプ1世
(メンチュホテプ1世)
?
アンテフ1世
(インイオテフ1世)
エル・タリフ
(テーベ西岸)
アンテフ2世
(インイオテフ2世)
エル・タリフ
(テーベ西岸)
アンテフ3世
(インイオテフ3世)
エル・タリフ
(テーベ西岸)
メンチュヘテプ2世
★ここで国土再統一
(メンチュホテプ2世)
デイル・エル・バハリ
(テーベ西岸)
メンチュヘテプ3世
(メンチュホテプ3世)
デイル・エル・バハリ
(テーベ西岸)
メンチュヘテプ4世
(メンチュホテプ4世)
?
第十二王朝
前1939年−1760年
アメンエムハト1世 エル=リシュト
センウセレト1世 エル=リシュト
アメンエムハト2世 ダハシュール
センウセレト2世 アル=ラフーン
センウセレト3世 ダハシュール
アメンエムハト3世 ハワラ(ハワーラ)
アメンエムハト4世 マグスーナ?
セベクネフェル(女王) マグスーナ?
第13・14王朝の概説
※王位継承順については一部論争継続中、今後変わる可能性あり
第十三王朝
前1759年−1630年
セベクヘテプ1世 -
ソンベフ -
ネリカラー -
アメンエムハト5世 -
ケマウ(アメニ・ケマウ) ダハシュール
アメンエムハト6世 -
ネブヌニ -
イウフェニ -
スィホルネジュヒルイオテフ -
スワジカラー -
ネジェムイブラー -
セベクヘテプ2世 -
レニセネブ -
ホル ダハシュール
アメンエムハト7世 -
ウガエフ -
ケンジェル サッカラ
イミロメシャ -
アンテフ4世
(インイオテフ4世)
-
セティ -
セベクヘテプ3世 -
ネフェルヘテプ1世 -
サァハトホル -
セベクヘテプ4世 -
セベクヘテプ5世 -
セベクヘテプ6世 -
イアイブ -
アイ(アヤ) -
インイ1世 -
セワジュトゥ -
イネド -
ホリ -
セベクヘテプ7世 -
インイ2世 -
ネフェルヘテプ2世 -
<間に名称不明の王5人> -
メル(・・・)ラー -
メンケペルラー -
<間に名称不明の王1人> -
メンチュヘテプ5世 -
(・・・)メスラー -
イビ2世 -
ホル(・・・) -
セ(・・・・)カラー -
サンクプタヒ -
セカエンラー -
セネブミウ -
第十四王朝
(十三王朝と平行、
パレスティナ人王朝?)
ヤクビム・セケエンラー -
ヌブウセルラー -
カラー・カーウセルラー -
アマホテプラー(?) -
シェシ -
ネヘシ -
カーカレウラー(?) -
ネブエフラー -
シェヘブラー(?) -
メルジェデフラー -
ウアジカラー3世 -
ネブジェデフラー -
ウェブエンラー -
シェケプエンラー -

■近東との交流と「ホルスの道」



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