エジプト神話研究所 書架
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登録されている本の一覧
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[娯楽] オペラシリーズ1 ヴェルディ作 アイーダ
STUDIO CELLO
エジプトを舞台にしたオペラ「アイーダ」のストーリー。
美しいイラストととしもに分かりやすく流れを追って紹介してくれています。
漢字にフリガナがついているので、小中学生でもおすすめ。
(05/01 16:20)
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[娯楽] ファラオのレシピ 古代エジプトの料理ブック
ミシェル・ベリディル-ジョンソン
大英博物館ミュージアム図書
料理本なんだかどうなんだか…。記述はアバウトで、料理法はおばちゃんの走り書きメモのレベル。
しかも材料的に、「コレ本当に日本で作れるんかい」というような内容もあります…。レシピとしては微妙。
おいしいかどうかは疑問…ですが、古代エジプト料理に体当たりしたい人にはネタとして。
(05/01 16:19)
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[初心者][娯楽][神話] 歴史人物笑史 爆笑エジプト神話
シブサワ・コウ
光栄
資料というよりバラエティ。天下のコーエイが出した本ですから、コーエイっぽいです。
そのタイトルのとおり、イラストいりで神話に片端からツッコミ入れていく本。
アッカドやシュメールの神話も入ってます。神々のこわれっプリに爆笑するのだ!
(05/01 16:18)
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[やや難][歴史][神話][民俗] 筑摩世界文学大系1 古代オリエント集
杉勇・三笠宮祟仁 編訳
基本資料の一つ、ただし入手しにくいのが難点。図書館などで探すべし。
原文となるパピルスを全訳している本なので、難しいがその分資料としての価値は高い。
(05/01 16:17)
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[初心者][歴史] ピラミッド101の謎
酒井傅六
文春文庫
表紙のうたい文句が「ミステリーより101倍面白い」になっており、
「ピラミッドは何故作られたか?」「大ピラミッドの予言とは何か?」など、初心者が抱きがちな疑念に対する簡潔な回答と無難な意見を並べた本です。
少し古い本なので細かいデータは現在と食い違っていますが、デマや憶測を退け、基本的な意見を採用しているので初心者にはお勧め。
(05/01 16:16)
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[初心者][写真] ルクソール賛歌
仁田三夫
ちくま文庫
「百の門の町」と呼ばれ、大いに栄えた町ルクソールに通いつめ、撮影された数多くの写真を集めた写真集文庫。
様々な角度からの写真、人と巨石との比較など、町のありし日のイメージを掴むのにお役立ち。
カルナック神殿で行われていた「光と音のショー」日本語訳や、町の案内も掲載されている。
(05/01 16:11)
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[初心者][神話][イラスト] 古代エジプトの動物
黒川哲郎
六興出版
古代のエジプトに棲んでいた、あらゆる動物について詳細に説明してくれている本。
神々のもとになったのが、どんな動物だったのかを知ることが出来る。
この本で、黒い姿で描かれるアヌビスが、なぜ「金狼神」と呼ばれることがあるのか、という疑問が解けました。
図版も多く、分かり易い。
(05/01 16:10)
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[初心者][民俗] 古代エジプト動物記
酒井傅六
文藝春秋
かつてエジプト第一人者として、ピラミッドの謎やハトシェプスト女王の話などを多く日本に紹介しエジプト神話ファンを増やした貢献者の本です。
自らの家に飼っているネコの話などしつつ、エジプトのネコ・ライオン信仰について熱く語る素敵マニアック本。
犬や鰐の項もあるんだけど、明らかにネコに力注いでます。ネコ好き必見…か。
(05/01 16:09)
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[注意が必要][歴史] 王家の谷
O・ノイバート
法政大学出版
あまりに古過ぎて、「ピラミッドは奴隷にムチ打って作らせました」等、ひとむかし前の説がどっさりと。
発見されている王墓やピラミッドの数が少なかったり、時代を感じさせてくれます。資料としては使えません。
エジプトの研究って、ここ数十年でずいぶん進んだんだな…。と、エジプト研究史の歴史を楽しむための一冊です。
(05/01 16:08)
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[やや難][歴史] ピラミッドを探る
クルト・メンデルスゾーン
法政大学出版
文化放送出版局から、「ピラミッドの謎」というタイトルで出版されていた本の復刻版。
おそらく、最初に「ピラミッドの建造には、公共事業という意味もあった」と述べた人の本。
ただしピラミッドの建造目的は公共事業だとは言っていないし、ピラミッドは王墓としての意味を持っていたことを疑ってはいない。
勘違いしている人も結構いる気がするが、必要とした労働力や施工期間についても考察しており、原著は決して適当なことは言っていない。
(05/01 16:06)
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[やや難] モーセと一神教
S.フロイト
日本エディタースクール出版社
新訳版になってから読みやすくなりました。
モーセの出身地は実はエジプトだったかもしれない、という推測から始まる本。
エジプト神話の意外な一面と、心理学的アプローチによる古代推察の名著。
フロイトが生涯最後に書いた本です。彼の葛藤・苦悩ぶりも楽しめ…ます
(05/01 16:04)
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[初心者][民俗] 古代エジプト 愛の歌 古代エジプト語 ヒエログリフからの翻訳
土井 泰子
弥呂久
古代エジプト人の恋愛詩を翻訳した本。古代人の恋愛感と独特の比喩表現を楽しむことが出来る。
(05/01 16:01)
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[やや難] 古代エジプトの秘薬
大澤彌生
産学社
訳者は薬剤師さん。研究したのはお医者さん。なんでも、医学の歴史を調べようとしたらしい…。その熱意に拍手を。
古代エジプトの医療を具体的に記した本は稀有なので、かなり面白い。
難点は、書いた人が古代エジプトに対する知識はあまりなかったためか、カタカナ表記がかなり適当…というか微妙におかしいところ。
背表紙の”ゾサー王”がジェセル王のドイツ語読みだと気づくのに何年も要した^^;
(05/01 16:00)
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[初心者][歴史] エジプト ヘロドトスの旅した国
ジャック・ラカリエール
新評論
(松平千秋訳)
訳した方はエジプト専門ではないようだが、カタカナ表記のばらつきもないし、分かりやすい。
ヘロドトスがエジプトについて書いた部分についてエジプト学専門の著者が注釈をつけていくという形式で、ヘロドトスへの愛を感じる本。
「歴史」本体に挫折した人はこちらでリベンジを。
(05/01 15:59)
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[やや難][注意が必要][歴史] 歴史(文庫版で上・中・下)
ヘロドトス
岩波文庫(松平千秋訳)
(松平千秋訳)
社会の教科書にも出てくる有名な本の日本語訳。古代ギリシアから見た古代エジプトの話が出てきます。
かつてエジプト考古学はこの本から始まっていました。(しかし、現在では”古典”です)
いちばんエジプトに関係しているのは、文庫では上の「巻の2」の部分。
有名な、”あの”一節も出てきます。ヘロドトスは必ずしも正しいことを書いているわけではないので、そこに注意。
(05/01 15:58)
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[初心者] パピルスが伝えた文明―ギリシア・ローマの本屋たち
箕輪 成男
出版ニュース社
パピルスという筆写媒体を中心にした面白い本。パピルスから見た歴史。
パピルスは保存が利かなかったため多くの歴史が失われた…とか、最後の公式文書にパピルスが使われたのはいつだったのか…など、独自の視点が面白い本。
メインはローマなので、ローマ時代にエジプトから輸出されたパピルスが中心。
(05/01 15:55)
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[初心者][歴史] ファラオの形象 エジプト建築調査ノート
西本真一
淡交社
エジプトの遺跡を、建築が専門の方の目から見てまとめられた本。
文献研究とは視点が違うので面白いです。「マルカタ王宮」や「魚の丘」など、早稲田発掘チームが携わっている発掘研究の裏話や現場状況も在。
中には、笑っていいのかどうかビミョウな赤裸々告白もあったり(笑)
随所に光るウィットに富んだジョークが楽しみどころ。採石場に書かれたラクガキや、作業の進行状況を記したメモなど、面白い情報も得られます。
初心者にも分かり易い。
(05/01 15:54)
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[初心者][イラスト] 古代エジプトの音楽
リーサ・マニケ
弥呂久出版
失われたエジプト音楽を、少ない資料かき集めて推測する一冊。
かなりの量の資料が集積されていて、音楽だけでなく古代人の生活の一部も見えてくる良書。
当時のファッションの研究にもなります。古代の楽器を再生しようとした試みもうかがえます。
(05/01 15:53)
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[初心者][写真][注意が必要] イメージの博物誌22/エジプトの神秘
リュシ・ラミ
平凡社
写真のきれいな本。
細かいところまで書かれていて面白いんですが、書いてる人がオカルト系の人らしく、時々、怪しげな言葉を使われます。
でもまぁ、「イメージの」博物館、なんで不思議な文章もイメージをふくらますためと思えば…。
(05/01 15:51)
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[やや難][写真][歴史] ヌビア -エジプト古代文明の遺跡-
マックス・ポル・フーシェ
新潮社
エジプト側、スーダン側を包括した「ヌビア」地域における古代エジプトの遺跡の詳細と、過去の保存プロジェクトについての記録。
かつてアスワン・ダムによって部分的に水没していたころの貴重な写真や、アスワン・ハイ・ダムによって完全に水没してしまうことに対する危機がつづられている。
学術的な記録というよりは、遺跡が水没の危機にあることについて啓蒙のために作られた本
(05/01 15:50)
Script : Web Memory