エジプト神話研究所 書架
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登録されている本の一覧
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[上級者][歴史][注意が必要] 古代の歴史ロマン11 エジプト アマルナ王朝の手紙~王への手紙 王からの手紙~
飯島 紀
国際語学社
アマルナ文書の翻訳がまとまっている貴重な本。
楔文字との対訳で、簡単な文法と単語集つき。アマルナ時代に興味があるなら必須。
エジプトが決して陸の孤島などではなく、周辺諸国との国際関係を持たずに発展したのではないことが分かります。
ただし、最初の導入部分(第一章の手前)は、無価値なので読む必要がありません。何かすさまじいファンタジー歴史の解説が為されています…
(05/01 15:48)
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[初心者][写真][歴史] 図説 古代エジプト1 ピラミッドとツタンカーメンの遺宝編
仁田 三夫 編著
河出書房
お値段のわりにカラー写真が多いためオススメ。見やすい。
財宝の写真を見てうっとりしたい人におすすめ。有名どころの発掘品や遺跡がだいたい掲載されている。
(05/01 15:48)
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[初心者][娯楽] 消されたファラオ エジプトミステリーツアー
グレアム・フィリップス
朝日新聞社
主役は、ほとんど知られていないツタンカーメンの親族と思われるスメンクカーラー王。
アクエンアテンから続く第十八王朝の王たちに何が起こったのか、特殊な埋葬の示す意味は?といった、歴史ミステリーをスリリングに推察していくお読みもの。
モーセの出エジプトについての言及もあり面白い。歴史謎解きが好きな人にはお勧め。
ただし、本が出版されてから研究が進んで新事実も発覚しているので、この本の説自体は正しいとは言えません。
(05/01 15:45)
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[初心者] 図説 黄金のツタンカーメン 悲劇の少年王と輝ける財宝
ニコラス・リーヴス
原書房
ツタンカーメンの発掘記録についてざっくり分かる参考書。
カーターの「ツタンカーメン発掘記」とあわせて読むと状況がよく分かります。発掘番号や遺品リストがついているのが大助かり。
ただ、この本は書かれた時代の都合上、現在ではツタンカーメン暗殺説が完全に否定されていることに触れていません。
(05/01 15:43)
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[初心者][娯楽] ツタンカーメン秘話
トマス・ボーヴィング
白水社
元はけっこう古い本ですが、再版されて装丁も新しくなっています。
内容は全く色あせておらず、むしろ現在のツタンカーメン発掘にまつわる物語の知識は、この本から出ているようなもの。
著者Thomas Hovingは、メトロポリタン・ミュージアムの名物館長。
発掘にからむ隠された事実、カーターやカーナヴォン卿の経歴や悪事を余すところなくダイナミックに描き出す一冊。
アメリカにあるエジプト美術品のいくらかは、実は闇取引で流れ出したものだった…などなど、この人ならではのザックリした語り口で聞かせてくれます。
この本の出版によってカーターの評判はガタ落ちになった、と言われるいわくつきの本でもあります。
(05/01 15:42)
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[初心者][写真] 「知」のビジュアル百科 ミイラ事典
ジェームズ・パトナム
あすなろ書房
ミイラの写真がたくさん。各国ミイラの本ですが大半がエジプト。
(逆にエジプトに限定してないのに何故、監修が吉村氏なのかが疑問だ…。)
動物のミイラやコプト時代のミイラなどネタが幅広いです。
(05/01 15:39)
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[初心者] エジプトミイラの話
M・M・ペイス
YAROKU BOOKS
するすると読める一般向けの本。
内容はエジプトミイラ研究の歴史、および世界各地のミイラについてのデータ。
ミイラ薬やミイラ絵の具などについての情報も出てくる。
図版も多く、ミイラの作り方や、ミイラを作った理由などについて一通り知りたい方にはお勧め。
ミイラの生々しい写真はなく、イラストや白黒写真なので「ミイラはちょっとニガテ」という方でも多分大丈夫。
(05/01 15:39)
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[初心者] ミイラはなぜ魅力的か―最前線の研究者たちが明かす人間の本質
ヘザー・プリングル
エジプトミイラに特化した内容ではなく、世界中のミイラについて、科学的・歴史的な観点から語る本。
ミイラ研究の最前線、ミイラの活用法、ミイラが語ること、ミイラとメディアのかかわり、現存する有名なミイラ、とミイラ三昧。
写真はありますがグロではないです。
(05/01 15:38)
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[初心者][歴史][民俗] ミイラ解体 「王家の墓」造営職人ホルエムケニシの生涯と死
ジョン・H・テーラー
学芸書林
英語タイトルは、まんま「Unwrapping A Mammy」。
「ホルエムケニシ」という名の、三千年前に生きた一人の男のミイラを解剖し、その生涯と死の瞬間の模様を再現しようとする本。
一般論ではなく、完全に「一人」密着で話が進むので、リアリティがあり、深い。
(05/01 15:37)
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[やや難][ヒエログリフ] 古代エジプト語基本単語集 初めてのヒエログリフ
西村洋子
平凡社
ヒエログリフはほぼ全て手書きなことが特徴。
ヒエログリフを音に変換したあと意味を確認するために引ける「埃→日」辞典と、日本語の単語をヒエログリフに変換する「日→埃」変換辞典がそろってます。
(05/01 15:33)
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[やや難][ヒエログリフ] ヒエログリフ入門
吉成薫
弥呂久出版
数あるヒエログリフ入門の中でもひときわ目を引く個性的な仕上がり。
「さっちゃん」をエジプト語で替え歌にした「アメニィの歌」は最高に笑いました。リンド数字パピルスのさわりの部分もあります。
入門とは書いてありますが、これ本当に初心者でも大丈夫なのか(汗)
文法や名詞から始まり、命令形や否定形など本当に文法書という感じのつくり。ドリルがついているなど本格的。
(05/01 15:32)
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[初心者][ヒエログリフ] ヒエログリフに挑戦! 古代エジプト文字を読む辞典
秋山 慎一
東京堂出版
実際にヒエログリフについて講義されている先生の書かれた本。
例文と発音記号と日本語訳を並べて確認できるのがグーです。
「ヒエログリフの歴史」や「カナ表記について」、「文字の種類」など、基礎知識も分かりやすく纏められているので書記官養成学校のテスト対策にも万全?
あまり見ないようなヒエログリフも出てきます。
(05/01 15:31)
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[初心者][ヒエログリフ][歴史][民俗] 図説 古代エジプト史 ヒエログリフをひらく
「古代エジプト文字手帳」とともにセットで揃えるべき入門書の定番。ヒエログリフの一般向け入門書。
ヒエログリフについてだけでなく、エジプトの文化や歴史、筆記用具、王様・神様名のルール、
ヒエログリフからアルファベットへの変化などの記述もあるため、まず興味を持つのにいい本。
(05/01 15:29)
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[初心者][ヒエログリフ] クリスチャン・ジャックのヒエログリフ入門
クリスチャン・ジャック
紀伊国屋書店
エジプト大好きな作家さんによる本。ほとんど本人の趣味で物書きやってるような気がする。
本業が作家なので文章でハズれるということはないですが、
随所随所でカッ飛ばしてるアツいエジプト語りについていけるかどうかが、この本を楽しめるかどうかの分岐点だと思います…。
(05/01 15:28)
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[初心者][辞典][ヒエログリフ] エジプト神話シンボル辞典
マンフレート・ルルカー
大修館書院
挿絵や構成がとても綺麗。神様たちの名前の英語つづりが分かる。
装丁もきれいで図もクリア。ただ、索引が使いにくい。日本語の並びじゃない…。
そして翻訳がモロに直訳の部分がありました。(うちにある初版では。その後直っているのかどうか不明)
項目数はそれほど多くないので、辞典としては初心者向きかも。
(05/01 15:27)
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[神話][歴史][初心者][ヒエログリフ] 図説古代エジプト文字手帳
松本弥
弥呂久出版
自分で買った、いちばん最初の本。はじめて読む方にオススメ。
文字の読み方、神話、歴史など一通りのところは知ることが出来ます。
初心者にも分かりやすいです。
(05/01 15:26)
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[初心者][神話] エジプトの死者の書 -宗教思想の根源を探る
石上玄一郎
人文書院
死者の書の詳細な解説と考察を行った良本。
かつては「古代エジプト文化の決定版」「死者の書を知りたければこれを読め」と、言われた決定版です。
カタカナ表記がめっちゃ古いですが、それさえ凌げば、力強い語り口にグイグイ引きこまれていくことは間違いなし。神官修行に最適?
(05/01 15:25)
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[初心者][神話] 古代エジプトの物語
矢島文夫 編
社会思想社
日本語はわかりやすく読みやすいです。
他の本には載っていない話、解説等。初心者に特におすすめ。
(05/01 15:24)
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[やや難][神話] エジプトの神々
J.チェルニー
弥呂久出版
他の本には載っていないマイナー神や祭事の執り行い方など、妙に細かい本。
すべてを読みきれば、エジプト神話の知識がかなり深まること違いなし。
内容の詰まった神話本になっています。イタリア語からの翻訳のようです。
(05/01 15:23)
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[初心者][神話][イラスト][辞典] 図説 エジプトの神々辞典
ステファヌ・ロッシーニ他
河出書房
エジプト神話愛好者なら必ずと言っていいほど持っている本。エジプトの神々の詳しい素行調査大成。
原文がフランス語だったため、カタカナ表記はフランス語発音からのものになってます。
かつてはハードカバーの大きいものしかありませんでしたが、2007年に新装丁で手ごろな大きさのものが出たみたいです。
(05/01 15:22)
Script : Web Memory